亡くなったワンちゃんは飼い主を恨んだか。

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ある若い女性の鑑定が一通り終わった後、雑談で犬の気持ちは見えるか、という事を聞かれた。

ええ、普通に視れますよ。

実は長い間飼っていたトイプードルがいたんですが去年亡くなってしまって…。

どうしても家に帰れず最期を看取ってあがられなかったんです。
あの子はそのことを恨んだまま亡くなったんじゃないかって後悔してて…。

なるほど、見てみますね。

…。

壁になる大きな男性…お父さんかな、あまりなついてなかったでしょう?

はい、うちのお父さんにとても怯えてていつも吠えていました。

お父さんは別にそのワンちゃんの事を嫌ってはいなかったんだけど扱い方が分からずワンちゃんとの接し方が分からなかったのね、ある日つい手を上げてしまってそこからワンちゃんはお父さんの事を怯えるようになった。

でもあなたがいつも守ってくれて、撫でてくれて、愛してくれた事が嬉しくてあなたのそばがワンチャンの居場所だったの。

時が流れて体調が悪くなって亡くなる日、意識も遠くなっていったとき、ワンちゃんが思ったのは早くあなたに撫でて欲しいな…という想い。

ワンちゃんにとってあなたという存在はいなくなっても必ず帰って来て撫でてくれるという寂しさの先に幸せがあったのね。

だから最後体調が悪くなって意識が遠のいたとき、ワンちゃんは自分が死ぬという概念が無いから、いつもの日常であなたがもうすぐ帰ってくる、撫でてくれる、嬉しいな…という想いのまま亡くなった。

ワンちゃんは少しもあなたを恨んでなんかいない。
寂しさ以上に幸せだったの。

あなたの愛情をたくさん思い出しながら天国に旅立ったからワンちゃんはとても幸せだったよ。

後悔なんか感じなくいいよ。
あなたの愛情はすべて伝わっていたんだから。
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