これはごく最近入手したものなんですが、現物を見るまで全くその存在を知りませんでした。
ではなぜ購入したかというと、”バフラー”の名を冠していたからです。
”バフラー”といえばコブラのクラブを代表するモデルです。1973年の設立に於いて1975年に初めて発表されたという長い歴史を持つモデルでもあります。
近年でももちろんバフラーアイアンはリリースされているが故、もしかしたらその初代のモデルかもしれない、という期待感から思わず手に入れてしまいました。
2I~SWまでのフルセット(1Iが存在するかは不明)バックフェースのデザイン的には魅かれるところはなく。
リリースはおそらく1980年代後期でしょうか。コブラゴルフの歴史を調べると1989年の写真にバフラーブレードⅡというアイアンが写っておりましたので。
7Iのバックフェース。なんか安っぽさが否めない。キャビティ部の色がなければまだマシだったかも。。。
2I。
AMS 5355の文字。どうやらステンレス鋼の種類を表しているとのことですが初めて聞きました。
2Iの顔つき。ロフトはおそらく18°~19°くらいと思われる。トップブレードに厚みがありセミグースネックぽく見えるので
意外と打ち易そうな印象。ただ、鏡面が狭いのがやはり気になります。
7Iの顔つき。角ばったデザインが印象的でグースも効いていていわゆる掴まり顔ってやつですかね。
SWの顔つき。これは出っ歯型なんですね。バルジも効いててボールを拾いやすそう。
開いたアングルで。
ネックには全番手にこのコブラマークがついてます。ロングアイアンはアドレスの際に中途半端に見えてしまい構えづらさに繋がりました。
こんなの紹介してどうするんだ?というレベルだとは思いますが、かつてはこんなのがあったんだ、という回顧録の意味では貴重なモデルかもしれません。
余談ですがこのフォージドモデルも存在するらしいです。個人的にはそっちのほうが興味深いです。