【シエンタ(トヨタ)】(2022年~)

記事
ライフスタイル
o1080081015178739835.jpg

ルノーのカングーにも似た雰囲気に変化した新型シエンタ


これまでの国産車とはまた違った独自性ある雰囲気となり、ボディ形状とデザインが凄くマッチしているように感じられ、個人的にデザイン面でも魅力を感じました

(口もトヨタでよく見かける横に開くような大きな口でないのも、シエンタにはピッタリ)

ある輸入車にデザインが似ているとは言われていますが、この車種と同じ!といった印象はなく、シエンタ専用のデザインに見えるので私はお見事だと思いました。

先に感謝したいのがボディサイズ。

最近どの車も大きくなっている中、今回のシエンタは先代とサイズはほぼ同じ(高さが違う程度)。

これは、本当にありがたいですね。

それでいて、室内の高さは広がっているためスライドドア(新型で予約機能付きに)での乗り降りが楽でした。ここいいね!

大人でも頭を屈めず乗り降り可能なので、これはありがたいです。

室内はグレードによっては、プラスチック感が強くなりますが、カーキなどの色を選ぶとソファのような素材となり、室内所々の部分にもカーキパーツが装備されるため室内がオシャレになりいい雰囲気でした

(カーキ色を選ぶと、外観のBピラーはボディ同色になるという特徴もあり面白い設定)。

そして、シートが撥水なのも良いですね。

収納多くフックが装備されているなど、普段使いの使い勝手がいいのはもちろん、ドア内側にはペットボトルの絵が掘られていたり、置いては危ない所には×印など分かりやすく表現してくれているのも良いですね。

ハンドル奥にも収納がありますが、蓋は元気なくパタンと閉まってしまうため(支えていないと直ぐ閉まる)、利点であるはずなのに使い勝手は良いとは言えず個人的にはチープ感が目立つ部分でした

(滑らかな動きだと、質感だけじゃなく機能性もいいと思うのですが)

装備面ではグレードG・Zにはドラレコが標準装備でミラーと一体型

(邪魔にならず良。後方は確かオプション)

Zでは後席にサンシェードも追加。

オプションでIRカットガラスや、サーキュレーター、リアモニターなどなど2列目の方も快適に過ごせますね(笑)

ただ、サーキュレーターとリアモニターは同時装着は出来ないようなので、購入時はご注意を

(ここは結構重要かも!)

後席は足元と頭上共に凄く広い。

大きな男性でも不満のない広々したスペースでした。

後席はスライド可能で、一番前まで移動させても窮屈さはありませんでした。

リクライニングはこれまで経験したことがないぐらい可動可能なので寛げますね。

3列目は2列目を一番前にスライドさせなければ足を入れるスペースは子供でもありません。

2列目を前にスライドさせると、座れますが足が前のシートにくっついてしまいそうですね。

ですが、このサイズで3列目があるだけありがたいですね。

ちなみにシエンタでは2列と3列シートを選ぶことも可能

(2列だと荷物室は凸凹なくフラットにできる、荷物室を広く使いたい方にいいですね。値段も安くなるし。3列目はオプションでフラットにできる)

アイディア物なのが、先代と同様ですが3列目を2列目シートの下に格納できること。

そのため、3列目でも荷室は広々使えます

(クボミなどはできますが)

2列目は前方に跳ね上げたりもできたり、前席を寝かせると足を伸ばせるソファみたいになったりとシートアレンジ多種多様。

また、ワンタッチで格納でき操作が楽なのも凄く良いですね。


o1080081015178739712.jpg
o1080081015178739747.jpg
o1080081015178739835.jpg
o1080081015178739857.jpg
o1080081015178739943.jpg


エンジンは1.5LNaとハイブリッド。

ガソリン車は発進ギアがあり、出だしののっそり感はなく軽快。反応も良く力強い。

車が軽快で、重厚な乗り味ではないですが段差を軽々と乗り越え、ハイブリッドより強い衝撃などが軽さでいなされているような乗り味。

今回のガソリン車いいですね。

1.5Lハイブリッドはアクアと同じバイポーラ型で、モーターのパワー感が力強く出だしが非常に軽快スムーズ。

このモーターのパワー感と出だしのスムーズさは、アクアと並びお見事です。

ただ、出だしの一瞬、3気筒のブルブル振動がガソリン車より感じやすい所はありました。

ですが、走り出すとエンジン音はかなり静かで先代とは比べ物にならないほど元気よく走ります。

踏み込むとさすがにエンジン音は車内に響きますが、それでも先代より遥かに音&振動が抑えられていて好印象でした。

ハイブリッドはガソリン車よりもやや重量感があり上質感は増しますが、路面の衝撃はガソリン車よりやや感じやすくなる印象。

エンジンだけでなく、乗り心地面も相当進化していて、段差を乗り越えた時のボディのブルブル感が気にならない(ミニバンでこれ凄い!)。

乗り心地はTNGAでボディがかなりシッカリしているためか時にコツコツした硬さはあり大きな段差では衝撃は入ります。

ですが、尖った突き上げはなく、硬い乗り味だった先代より凄く乗りやすい味付けになっていたのも嬉しい。

ハンドルは軽めだけれど、ヤリスのような味付けで運転しやすい

(ハンドル位置を引き延ばすテレスコピックが装備されたのは嬉しいニュース!)

ブレーキの味付けもハイブリッドであってもカックンならずに止まることが出来るようになっており、ハイブリッドのブレーキも熟成されてますね

(位置はやや左寄り)

シートの支えはほどほどで、カーブ時の体の持って行かれ感もほどほどにありますが、体が傾く程ではないためそれほど気にならず運転でき楽でした。

シートの硬さも表面はソファのようで、奥には芯がありお尻が痛くなく乗ることができるのも嬉しい進化ポイント。

視界ももちろんよく、サイズもコンパクトなので非常にいいサイズですね(それなのに室内は広い)

注意したい点は、電動パーキングは不採用で足踏み式。

それに関するACCですが、起動すると停止保持はしてくれるのでプジョーのようにACCを利用してブレーキから足を離して停車するって使い方はできそうですね。

o1080081015178741179.jpg
o1080081015178741053.jpg
o1080081015178741399.jpg
o1080081015178741317.jpg
o1080081015178744617.jpg
o1080081015178744632.jpg
o1080081015178744647.jpg
o1080081015178744666.jpg
o1080081015178744719.jpg
o1080081015178744687.jpg
o1080081015178744695.jpg
o1080081015178744708.jpg
o1080081015178744735.jpg
o1080081015178744753.jpg
o1080081015178746031.jpg
o1080081015178744764.jpg


★★こんな方にオススメ★★

大きいミニバンを求めずコンパクトミニバンで、室内は広く3列シートまである車を求める方にオススメ。

このサイズで3列はレアモノ。

使い勝手も良く、乗り味全般も先代の比ではない全くの別物に進化。

ガソリンモデルは発進ギアのおかげか元気よく

ハイブリッドは燃費良く、モーター感も強いため走りがスムーズでガソリン車よりは上質。

コストをかけず元気&軽快に走るならガソリン。

上質で電動モーターの力強さやスムーズさを求める方はハイブリッドがお薦め。

先代で気になっていたエンジン音の響き&非力感、ボディのブルブル感、ロードノイズ、硬い乗り心地など全般的に2世代分ぐらい良くなっていて、走行に不利な箱型のはずなのに、新型アクアを運転しているような感覚で運転できる。

このシエンタ相当進化していました! 


サービス数40万件のスキルマーケット、あなたにぴったりのサービスを探す