猛禽類の保護活動への募金

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コラム
猛禽類医学研究所さんの活動に、僅かですが募金させていただきました。
鳥さんの中でも、強く逞しい外観ながら、中身は繊細な猛禽類を保護・研究し、そして野生へと返す活動は、非常に意義有ることであり、その参加者の方々に敬意を表するばかりです。

私も鳥好きの一人として、猛禽類も非常に美しいモノとして憧れています。
まれにフクロウさんなどが里子に出されることがありますが、私はどうしても彼らの里親にはなれません。
それは猛禽類が完全肉食動物だからです。
人間が現代食べている"肉"は血抜きされており、完全肉食動物にとってみれはそれは屍肉であり、まったく栄養になりません(雑食である我々には問題にならないことですが)。
何故かというと、完全に肉食で生活する動物にとっては、獲物になった生き物の「生の肉」を食することが非常に重要だからです。肉そのものだけで無く、まだ暖かい血液や、骨の髄なども摂取することで生きるための栄養を得ています。
ということは、猛禽類を保護にせよ飼育するにせよ、”餌”として"生き餌"を用意しなければなりません。これが私が無理なのです。
フクロウ飼育用に冷凍マウスなどが売られていて、これを解凍して捌いてフクロウさんに与えるわけですが、絶対に私はできません。生き物を殺すと言う事自体、全くできないのです。
なにせうっかり頼んだアワビの踊り焼きの有様を見ただけで、あまりの痛ましさに号泣してパニックを起こし、同行者をドン引きさせたことがあるので(実話)

それだけでなく、猛禽類は野生生物ですから、どんだけ人間が治療に励んでも慣れませんし、慣れさせてもいけません。
いつか必ず野に還さなければならない。
そしてそう言う対象であるからこそ、治療の知見も少ない。そんな中で頑張っておられる方々に、せめてもの気持ちを伝えたく、募金しました。

興味のある方は「猛禽類医学研究所」で検索してみてください。
そしてその活動に興味があったら、是非募金に協力してあげてください。
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