私が考える資本

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2月中旬を迎えました。
日本にあまりなじみがないですが、一部のアジア圏は旧正月の行事が行われていますね。

旧正月といえば、新年、新年といえば書初めです。5枚目は「資本」です。

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「資本」とは、「資本主義」「資本金」「社会資本」「資金」「資本家」という例が挙げられるように社会やお金のイメージがあります。

 私がなぜこの二文字を書初めとして書いたのかというと、前回4枚目の「富」という漢字を書いた理由と被りますが、人的資本、社会資本そして金融資本という三大資本があるように「資本」は私たち人間が生きるため、幸せになるためのツールでもあるからです。

「富」と意味が被ることがありますが、「富」は「健康」「つながり」「お金」から成り立つことから、植物でいう根っこのように生きるためのベースである一方で、「資本」は土地や労働と並んで、植物でいう芽や茎のようにお金、商品やサービスを生み出すための基本的な生産要素の一つです。

 つまり、生活に不可欠なものと言えば、基本根っこは「富」、道具は「資本」であるといえます。

 ここで「資本」という言葉をもう少し具体化するために、三大資本について簡単に説明します。

 1つ目の人的資本は、人間が持っている才能やスキルのことです。多くの人は労働として提供することによって、やりがいを得てから自己実現するという流れで幸福に暮らしています。この「労働として提供する」ものが人的資本です。

 2つ目の社会資本は、社会における人間関係のネットワークであり、つまり絆の度合いであります。例えば、家族ような長い付き合いであれば、絆が強いので強い社会資本といえます。逆に、学生時代や常連客のような数年以下短い付き合いであれば、弱い社会資本ともいえます。
 ビジネスパートナーの場合はどっちでもいえます。

 3つ目の金融資本は、文字通りお金を持っているかどうかであり、お金があればあるほど嫌なことせず自由に過ごすことができるというものです。

 どれか一つ欠けると幸せになれないということが分かるでしょう。

 上記で述べたようにこれほど重要であるにも関わらず、私は書初めで「夢」「希望」「未来」を書いている人は見る一方で、「富」や「資本」と書いている人が見たことないことに疑問に思いました。

 なぜ、人生で大切なものなのに書いている人が見かけないのか。

 こういうわけで私は「富」「資本」を書きました。

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