今日は、”自分が発することば“について、
少し意識を向けてみたいと思います。
ことばで連想されるのは「言霊」です。
言霊を辞書で引くと、
言霊(ことだま)とは、古代、言葉が持っていると信じられた神秘的な霊力。
言葉には、言霊があり、発した言葉通りの結果が表れる力があると考えられていました。
さて、別の角度から見ていきます。
この世界は全て振動している、と聞いたことはありませんか。
量子力学的に見ると
人間も物質も自然も振動するエネルギーで構成されていると。
また、私たちの身体の7割は水でできています。
江本勝さんの著作「水からの伝言」には、
水に向かって様々な文字を見せ、聴かせた上で氷結させ、
顕微鏡を通して撮影された写真が載っています。
「ありがとう」等の言葉を見せた水からは、綺麗な結晶ができる。
反対に「ばかやろう」等の言葉を見せた水からは
いびつな結晶ができる。
興味深いですね。
私はこの三つのことから、
自分の発することばの影響がとても大きいと考えています。
ことばもエネルギーで振動し、波となって
他のものに伝わる。
人は相手の雰囲気を肌で感じますよね。
ことばを発しなくても機嫌の悪い人はすぐ分かります。
それが何故か科学的に説明できないけれど、
人には、それを感じ取る能力、力があると思うのです。
だから、“発することば”は、
もっと影響力が強いと私は思ってています。
誰かの暴言を聞いただけでゾクっとして、
嫌な感情が出てきませんか。
そして、気をつけたいのが、
“自分の発することば”
その影響を1番強く受けるのが、自分自身であるということ。
1番近くの距離で、あなた自身の耳や身体、細胞が、そのことばを聞いているのですから。
明るくて心地良いことばを使いたいものですね。