地名、漢字でも分かる地盤の強弱

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 近年、洪水、浸水、がけ崩れ等、多雨による災害が増えています。まず、あなたの住んでいる地域がどのような地域であるのか市町村などのハザードマップで危険地域にあるかも調べることが出来ます。また、昔から使われている地名や漢字にはそれなりに根拠があります。98年赤坂、99年鴻池山王、05年渋谷、大都会東京で洪水被害がありましたよね。この地名が示すように坂、池、谷等は水が集まりやすい低地を意味しています。
・水にかかわる地名
 例えば、さんずいのついた漢字「川、河、江、流、浮、瀬、須、灘、浜浅、洗、浦、津等」川崎、多摩川、河瀬、一之江、流山、浮島、杭瀬、須磨、横須賀、大洗、浦安、勝浦、大津などは、川辺や海辺、湖のそばであったことを意味しています。
・低地を意味する地名
 「谷、沢、坂、窪等」越谷、渋谷、藤沢、赤坂、荻窪等、小規模な谷や沢、坂下は低地なので水のたまりやすいところを意味します。赤坂見附駅、鴻池山王駅、渋谷で浸水がありました。大都会だからといっても安心はできません。地方に行けば、まだまだ整備されていないところが多くあります。
・台地や高地にかかわる地名
 「丘、高、山」などの漢字が使われているところは、地盤が安定しているところを意味します。旭丘、緑が丘、高森、高槻、高山、千里山、筑波山、狭山等。このように、その地域のだいたいのことは地名で分かります。だからといって安心ではないので、個々の建築する場所には何があるかわからないので地盤調査は必須です。
*こんな場所は、特に注意が必要です。
・不同沈下
 不同沈下は、建物が不均一に沈み込む現象です。地盤が建物の重みに耐えられずに起こる現象で、主に軟弱な地盤で発生します。
・傾斜地に建つ住宅
 切土や盛土のある造成宅地。切土箇所は地盤が固く、盛土箇所は、擁壁を作って切り取った土を埋め戻し、突き固めているが、長年のうちには沈下することがあります。
 下図のような盛土ケ所にあるような基礎は元の地盤までくい打ちなどの対策が必要です。これを防ぐためには、地盤調査や宅地造成図を参考にくい打ちなどの対策が必要です。
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