動画撮影は、一眼レフやスマートフォンの普及により、誰でも簡単に始められるようになりました。
しかし、実際に動画を撮影して、いざ編集しようとしてみるとうまく繋がらないってことありませんか?
撮影しているときは良い感じに思えたのに、後で見返すとなんだこれ、ってことありますよね。
そうなんです!
ただ撮れば良いというわけではないんです。
動画撮影には、写真撮影とは異なるコツやテクニックが必要になります。
そこで今回は、これだけ押さえておけば後で後悔しない、プロが教える撮影の5つのポイントをご紹介します。
1. 寄りと引きのバリエーションを意識する
動画は、思った以上に多くの素材が必要になります。同じサイズ感やアングルばかりだと、編集の際にうまく繋げることができなくなります。
そのため、できるだけ多くのバリエーションを意識して撮影しましょう。被写体のサイズやアングル、距離感などをいろいろ変えてみて、編集の際に使いやすい素材を撮っておきましょう。
私自身の経験からすると、寄りの画は思った以上に寄るだけで、編集の際にすごく助かることがほとんどです。
2. インサートをたくさん撮る
インサートは、メインの被写体の周りで起こっている出来事や風景を映すものです。インサートは、動画に深みやストーリー性を与えてくれます。
例えば、料理の動画を作る場合、料理の様子だけでなく、食材を切っている手元や、料理をする人の表情をインサートすることで、より視聴者に料理の魅力を伝えることができます。
3. 十分な動画の長さを確保する
動画を編集する際には、カットの長さが重要です。短すぎると、編集する際に撮影時の自分にがっかりします。なんでもうあと数秒我慢できなかった…
また、短すぎると視聴者が映像を追うのが難しくなります。
そのため、1カットあたりは、10秒前後を目安に撮影しましょう。また、特に重要なシーンは、さらに長めに撮影しておくと、編集の際に自由にカットを調整することができます。
撮影するときは、よし撮れた、と思ってから数秒我慢が基本になります。
4. ライティングにこだわる
ライティングは、動画の印象を大きく左右します。特に、人物を撮影する場合は、明るすぎず、暗すぎない環境で撮影しましょう。
また、人物の顔を正面から照らすのではなく、斜めから照らすことで、立体感を出すことができます。
5. 音にもこだわる
音声は、動画のリアリティを高めてくれます。そのため、できるだけ良い音質で撮影すると、動画の質は一段階上がります。
カメラの内蔵マイクは音質があまり良くないため、外付けのマイクを用意するのがおすすめです。また、風や周囲の雑音を抑えるため、マイクカバーや風防も活用するとよいでしょう。
動画始めたての頃は音声まで余裕がないとは思いますが、撮影に慣れて余裕が出てきたらぜひ音声のこだわることをおすすめします。
以上、動画撮影のコツを5つご紹介しました。これらのポイントを押さえることで、よりクオリティの高い動画を撮影することができると思います。ぜひ、参考にしてみてください。
最後までお読み頂き、誠にありがとうございました。
動画についてのお悩みなどありましたら、お気軽にご相談ください。
それでは、次回またお会いしましょう。