原因もスペクトラム。

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学び
愛着障害の程度はグラデーション。
原因もグラデーション。

自分では身に覚えがない
場合もたくさんありそう。

『ただ、今、生きづらい。』
というような、

漠然とした不安が常にある。
 ・私だけ?他の人はどうなんだろうか?という疑問
 ・安心感の電池がエンプティー
 ・自分の居場所がないような
 ・ものさびしさ
 ・自信の無さ
 ・自己肯定感の低さ

これは一体なんでなんだろう?
自分でアンテナを張っていたら引っかかってきた。(カラーバス効果)

自信の無さには、
自分軸を作らなければ。
それには、
自己肯定感をつけるといいって聞いたから

「自信をつけよう、
 簡単なことでいいから、
 成功体験を積むんや!」

これで自信がついてくれればよかったのだけど
空回りした。

机上の自己肯定感。
  小さな成功体験。

《小さな成功体験》
:自分で決めた簡単なタスクを完了する。
 できた。やった!
というのをやってみたら、

「は?」ってなって
「できたー!やったー!」は、むなしかった。

まず、
外からの情報を素直(思考停止)で従うことは
【なに軸】なんだろう・・・


一旦【○○軸】わすれます。
急だけど、

私が行きついた
漠然とした不安の正体はなんなん?
の答えは、

私と主たる養育者の
【愛着形成がうまくいかなかった】

それだけです多分。
(成長過程ではまだまだ色々あったと思いますが。)

誰かに助けてほしいけど、
私が「助けて」って言ったら、
「なんでお前なんか助けなきゃいけないんだよ。」
って言われそうで怖い。
自分にそんな価値ない…。

他人を信じられるほどには、
安心感が保てないメンタル。

こんな感じを
「安心の電池が少ない状態」
とか表現されてたなどっかで。

原因のスペクトラム.png

普通の親→普通じゃない親
この間もスペクトラム。
ああ、あれもこれもスペクトラム。

『愛着の形成がうまくいかない』のは、
もはや、現代人の生活においては
仕方がない事なんじゃないかな。

だから、知った方がいい。
知らないより知った方が、
『なんだかわからないけど、のどが痛い』時より
『風邪です。って言われた後ののどが痛い』のほうが
少し楽なのと似てる。

愛着の形成がうまくいかなかったのは、
 親のせいか、
 兄弟のせいか、
 親の仕事のせいか、
 丸っと家庭環境のせいか、
何かのせいだとしても
原因はピンポイントにまとまる
ことはなさそう。
原因は色々事細か
親であろうと赤子であろうと、
誰であろうと性質は千差万別だし

人と人、人と環境の組み合わせ
パターンは無限大?
本当に気が遠くなるほど
色々あるはず。

10年以上前の本に

『安定型3割』あとの『7割が不安定型』

と書かれていたことを思うと、
現時点では、
『だいたい不安定型』
だという気がしています。

虐待など、ムチャクチャされた場合は、
『心的外傷及びストレス因関連障害軍』に分類される
『トラウマ障害』としての『反応性愛着障害』っていう
狭い意味での愛着障害になることが多いらしいけど

もっと幅広い意味での『愛着障害』
=『愛着スペクトラム障害』になると

原因に気付いてないことが多いんだと思う。
原因がわからないまま生活していると
漠然とした苦しさで
生きているのが辛いと感じる。

はたから見てると、そうは見えない。
”自分で隠せてしまう人”の生きづらさ。

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私はたまたタロットを勉強している過程で
『愛着障害』を知りました。

知っただけだけど
楽になりました。

浅めの情報からでは
『ぬおーーーっ、私を愛着障害にしやがったヤツ!許すまじ!!』
と恨みもしたけれど

よくよく読んでいくと
原因には原因があって、
またその原因には原因がある・・・
どうしようもなかったんじゃないの?

と、ゆっくりと納得していきました。
でも、現実的には何も解決していません。

解決のしようがない。
(生後半年から1歳半の間がひとつめの肝。
 そこですべてが決まるわけではないけれど・・・)

その時のあれこれを取り戻すことは
医療機関にかかった場合は
そのためのワーク等(治療)があるようですが
個人的には無理
(かなりムズイ)だろうと、
私は思います。

それでも、
知ったことで
背景を想像できて
恨みの執着は溶けかけていると感じています。
私の場合は。


因みに私は本の巻末についていた
愛着スタイル診断で
『恐れ不安型』というややこしいタイプでした。

人を頼るのはむずかしい。
でも人の助けになるのは好き。

共感能力が異常に高くて
それが生きづらさの根源だと憎みもしたけど

不安型の共感能力と
回避型の俯瞰能力と

両方ある私だからこそ出来ることで誰かの力に
なれるんじゃないかと
思ったんですよね。
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