★風鈴/夏

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風鈴(ふうりん)とは、夏の軒下に吊るすための小さな鈴のことです。
風によって音が鳴るように設計されています。

手のひらに収まる大きさの金属やガラスなどでお椀型の外胴を作り、外側に紐を付けて逆さにし、開口部を下に向けて吊るすことができます。

内部には「舌」と呼ばれる小さな部品が紐で吊り下げられており、紐の端には風を受けやすくするための短冊が取り付けられています。短冊が風を受けて舌(ぜつ)を揺らし、その舌が外胴に当たって音を出します。

一般的な風鈴とは構造が異なりますが、ひばしをぶら下げたひばし風鈴や、備長炭をぶら下げた備長炭風鈴もあります。

音は外胴や舌の素材などにもよりますが、日本では一般的に涼しげな音と言われてきました。
秋を告げるツグミなどの虫の音にも似ています。

冷房のない時代、日本人は風鈴の音を聞いて涼を感じ、蒸し暑い夏を乗り切ったとか。

ガラス製の風鈴には、花火やトンボ、朝顔、金魚などがデザインされたものが多くありますが、これらはもともと魔除けのために赤く塗られていました。

風鈴の起源は約2000年前の中国といわれ、竹やぶに吊るし、風の向きや音で吉凶を占ったそうです。

青銅製の「風鈴」は仏教僧によって日本に持ち帰られ、寺院や仏塔の四隅に吊るされました。

ガラガラという鈍い音は邪気を払う効果があり、この音が聞こえる範囲では災いが起きないと言われていました。

平安時代から鎌倉時代にかけて、貴族の邸宅の軒先には魔除けのために風鈴が吊るされていたとのことですが、風鈴には呪術的な意味もあり、権力の象徴でもありました。

奈良県明日香村の飛鳥寺では、8世紀初頭のものと思われる風鈴の破片が発見されています。

「風鈴」の名は、法然上人が「風鈴」と名付けたという説に由来するそうです。「風鈴」の名は、鎌倉時代末期の作とされる国宝『法然上人行状絵図』に「極楽七宝樹に風の音を聞き、白土池に波の音を聞き、風鈴を愛す」と記されています。これが後に「風鈴」と読まれるようになりました。

江戸時代に書かれた『浦湯小浪』(1830年)によれば、法然の弟子たちは風鈴を好んで持ち歩いたとかで、鎌倉時代には小型の風鈴として広く普及していきました。

風鈴はもともと鉄や銅などの金属で作られていました。ガラス製の風鈴が登場するのは、江戸時代(1603-1868)の中頃になってからです。

18世紀にオランダ経由で無色透明のガラスの製法が日本に伝わると、19世紀には江戸でガラス工芸が盛んになり、幕末には江戸でビイドロの吹きガラスを使った風鈴が流行しました。

明治時代(1868~1912年)には、町中で風鈴を売る「風鈴売り」の姿が見られました。

大正時代には、岩手県の特産品である南部鉄器の産地で、鉄製の風鈴が作られるようになりました。



ということで、今回は素材を活用したデザインです。
マニュキュアされた爪の指から風鈴を垂らして、シャボン玉と合体。
文字「夏」をトッピングしました。



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何と無く涼し気に感じたならばいいかなと。
ただそれだけです。笑い!



夏といえば、やっぱり桑田佳祐さんの歌!


夏をあきらめて/桑田佳祐 
恋人も濡れる街角/桑田佳祐 
涙のキッス/桑田佳祐



では、また。
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