24時間テレビの必要性

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 今、24時間テレビを観ています。24時間テレビは今年で46回目だそうです。24時間テレビは46年間毎年放送されていますが、最近では24時間テレビに対する批判や必要性の有無など、さまざまな意見が飛び交っています。

 「感動の押し売り」とか「偽善」、「金儲け目的」など批判的な言葉がよく聞かれますね。

 24時間テレビを観ていると、毎年同じような内容であることは確かだと思います。24時間マラソンや、今年は琵琶湖横断遠泳ですが、みんなで力を合わせて何かを達成する企画、身体に障害を持った人が出てきて辛かった日々を乗り越える様子を流して、MCやゲスト出演者が涙を流す場面、感動的なドラマ、、、など
一つ一つの内容は違えど、だいたい同じ感じで放送されています。

 このような批判が浴びせられている24時間テレビは必要ないのではと思っている方も多いかも知れません。

 私自身、障害者の方を支援する仕事をしていますが、正直なところ障害者だからと言って、すべての障害者の人が感動の対象ではありません。

 障害者の人がみんな頑張って生きている訳ではなく、都合の良い時には自分は何でもできると支援を拒否し都合の悪い時に障害をアピールしてくる人もいます。

 感動とは作るものではなく、自然と発生するものです。障害者であろうが健常者であろうが、感動する場面は誰にでもあります。障害者だから特別という訳ではありません。

 とは言うものの24時間テレビで流れていることは、決して嘘ではないはずです。以前問題のシーンが流れることもありましたが・・・
その人が体験したことは事実であり、その事実を再現VTRで観て感動するのです。

 24時間テレビは必要かという問題についての私の見解は、「見たい人が見ればいい」です。
 24時間テレビに対して否定的な考えを持っている人は見なければよいのです。ただそれだけです。
 それに対して批判をする必要もありません。なぜなら24時間テレビは実に46年間も続いているのです。それは24時間テレビを観たいと思っている人がいて、募金をしたいという人がいるから成り立っているのでしょう。

 24時間テレビを毎年楽しみにしている人は、堂々と見ればいいでしょう。自分が見たい番組を、他人の意見を気にして見ないというのは勿体ないです。
逆に見たくない人は別の番組を見るか、Youtubeでも見ればよいでしょう。

 批判があるということは、それだけ魅力があるということでもあります。24時間テレビに対して全く批判がなくなったら、それこそ24時間テレビがもう必要なくなったということになるのだと思います。

 私は毎年、オープニングと朝の7時頃の情報番組コーナー、笑点、エンディングだけ見ています。なんだかんだ言って、やっぱり気になるんですよね。

 みなさんも自分の気持ちに正直になって、好きな番組を見て、好きな事をして楽しみましょう。
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