きっかけは人それぞれ

記事
ライフスタイル
家系図とご先祖調査のふることやです。
こちらのブログを訪れてくださったあなた様は、少なからず、ご自身の先祖に興味がおありの方とお見受けいたします。

ここしばらくブログの更新が間遠になってしまいました。
この間、いろいろな方から家系図の作成や、ルーツ探し、特定のご先祖様についての文献調査等のご依頼をいただき、それぞれの方のご要望にお応えするためにはどうしたらいいか試行錯誤を繰り返してきました。

お送りした調査レポートでご要望にお応え出来ているのか、独りよがりの内容になっていないか、心もとない時もあります。それ以前に、できる範囲で、できるだけの調査をしても、その方が本当にお知りになりたい情報にたどり着けないということももちろんあります。

資料に残っている情報には、ある種“ムラ”があって、ある事柄(人物、組織、土地、出来事など)についての情報は山ほど見つかるのに、それに関連する別の事柄については一向に出てこないことがよくあります。豊富な情報の筋ばかりに引っ張られ、気づいたら肝心の依頼者様が本当に知りたい情報からはどんどん遠ざかっていたいう、情報の沼にはまり込んでしまうこともあります。

ご先祖様について興味をもたれるきっかけは人それぞれです。
なかでもご両親など身近な方を見送ったあと、相続手続で収集した戸籍謄本に記された知らない名前を見て興味をもたれるケースが最も一般的ではないかと思います。
その他に、定年退職で時間的な余裕ができた、離婚で元の姓に戻ったなど、ご自身の身辺変化をきっかけとされるケースもあります。
また、たまたまネットで見かけた情報から、会ったことのないご先祖様と思われる人について、確証を得たいと調査を依頼されることもあります。

反面、特にこれといったきっかけは無いけれども、最近なぜか気になって...という方もいらっしゃいます。具体的に何をお知りになりたいのか、ご自身もはっきりとはつかめない感じです。
この場合、戸籍謄本から家系図を起こして、まずはご先祖様のお名前とそれぞれの方の関係性を整理することから始めることをお勧めしています。 
出来上がった家系図を見れば新たな発見や疑問が、きっと湧き出ることと思います。

先祖を辿る旅のコンパスが静かに振れ始めるのはこんな時なのかもしれません。



サービス数40万件のスキルマーケット、あなたにぴったりのサービスを探す