前職でがんばったこと。

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見つけてくれてありがとうございます。

元No.1風俗嬢nana です。

都内の某風俗店に在籍しておりました。

私が経験した5年間は
楽しいことも、辛いことも数えきれない程あった
カルピスの原液より濃ゆい時間でした。
カルピスの原液って飲んだことあります?
私はあります。
幼少期、風邪を引いて寝込んでいた時に
おばあちゃんが「ほれ、作ったから飲め〜」と
差し出してくれたんですが、
それが見事に原液でして身体の細胞という
細胞が反応しててんがなまんがな

一般的な接客業よりも、密な時間を過ごす世界。

思い返して「ああ〜これはがんばったなあ〜」
となるのは、やはりお客様それぞれ個性が
ありましたので、その人が好きな「私」になって
時間を過ごすということでした。

初めましての方の場合、
もう、出会った瞬間から分析が始まります。
服装、顔付き、声の質、話す速度、声の大きさ…
脳味噌フル回転です。
3bitしか容量ないのにもう大変です。
時間は限られてますので大体5分くらいで本気で
分析します。(2%くらい)

お淑やかな子、元気な子、
不思議な子、甘えん坊、サバサバ…
とにかくキャラを使い分けました。
まあ、成り切っちゃえばとっても楽しいんですけど。
(あっ、勿論 素で居られる時も多かったですよ。)

しかし、そんなことをずっとしていると
自分がわからなくなります。
いや、マジで。

現役時代(3年目くらい)からお付き合いしていた方と
現在結婚しているのですが、
付き合い始めた当初は
たぶんキャラブレブレ激ヤバ女だった自信が
あります。マジごめん旦那。

しかし「日常生活に出ちゃうくらい
がんばってたんだよ。」と
ナイチンゲールも慄く慈悲深さを与えて
くださり、そんなものは無かったということに
してくれています。
(旦那は付き合う前から仕事のことは知っていました。)

ギュッとまとめちまうと良い経験でした。

旦那への感謝の気持ちを述べつつ
今日はこの辺にしておきます。

読んでくださりありがとうございました。

nana

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