ホームページのメニューはカタカナに

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ビジネス・マーケティング
こんにちは。TOMOデザインです。

TOMOデザインにホームページ作成をご依頼いただいた場合、英語表記は基本的にカタカナになります。

もちろん、商品名や商標など、英語でなければならないものは英語表記にしますが、メニューなどはカタカナで提案させていただいております。

どうしても英語で!

といわれたら、それはもちろん英語にするのですが、日本人向けのサイトの場合は、下記のような理由を説明&納得していただいた上で、カタカナにさせてもらっています。

その理由を説明いたしますね。


なんでカタカナにするの?

何故カタカナにするのか?

についてですが、

それは、ホームページの利用者が日本人だからです。

日本人は日本語を使うからです。

といいますか、お客さまは「英語を読まない」と思ってもらった方が良いと考えています。

私は、ホームページは(特に教室系などのサービスサイトは)、そこからお客様の反応や、売上があってこそだと考えています。

お客様がホームページを見に来た際、英語でわからない項目(メニュー)があると、見なかったり、飛ばしたりする可能性が高くなります。

わからないものって、「見よう」ってならないんですね。

こういったことをできれば避けたいと考えています。

英語やカタカナの違いなんて、読み方一緒なんだから大差ないだろう。

と思われるかもしれませんが、そういったささいなことが大きな差につながることがあります。

ここで一例をご紹介しましょう。


カタカナ:ブラックサンダー.png

ブラックサンダー物語

コンビニなどでも販売されている、ブラックサンダーというチョコレート菓子があります。

今でこそ全国で認知され、年間2億本売れる大ヒット商品ですが、実は発売の翌年、販売不振のため一時生産が終了してしまったそうです。

しかし、九州地区の一部の店舗で人気があり、復活を望む声があったため、九州担当の営業マンが社長に直談判し、残っている包装紙のぶんだけ生産することになったそうです。

そこから口コミで広まり、なんとか生産が続けられるようになりました。

実はこの頃、パッケージにはカタカナの「ブラックサンダー」の表記はなく、英語で大きく「BLACK THUNDER」とデザインされていました。

その後、カタカナで大きく「ブラックサンダー」と表記したパッケージにリニューアルした頃から、関西で人気が出始め、全国展開を開始。

のちに、

・ベストセラー本「生協の白石さん」の元ブログで紹介
・オリンピック選手の好物としてメディアで大きく取り上げられる

などを経て、爆発的にヒットし、現在は海外展開するまでに至っています。

もちろん商品の良さや企業の営業努力もあるでしょう。

しかし個人的には、パッケージのカタカナ表記(わかりやすさ)も販売の後押しをしたと考えています。

BLACKはともかく、THUNDERってちょっとカンタンには読めませんからね。

なんと今では、英字の「BLACK THUNDER」の文字は、パッケージの表からは消えてしまってます。(笑)


カタカナ:おすすめ.png

カタカナのススメ

ホームページってちょっとしたことではあるのですが、こういった細かいことの集合体で良し悪しが変わってきたりします。

ターゲットの年齢層が、学生以下とか、30〜40代以上の場合は、特にカタカナ表記にすることをおすすめしています。

また、文中の英語もカタカナにしておくことをおすすめします。

私が基本的にこのブログで「WordPress」を「ワードプレス」と表記するのも、こういった理由からです。

オシャレを取るか、売上を取るか。

となった場合、売上を取るぐらいには私はゲンキンです。(笑)

TOMOデザインでは、こういった面からもホームページをご提案させていただいております。

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