「現状維持=死」を意識しよう
「大きな成功を手にしたいな!」とか「くそったれな現実を変えたい!」と考えているのであれば、毎日ほんのちょっとだけでも良いから昨日と違うことをしなければなりません。
それはなぜかというと、昨日と同じ行動を行えば、今日得られる結果は昨日と同じ結果になる可能性が高いからです。
いや、もうちょっと危機感を持った言い方をすれば、『昨日よりも今日は悪くなっている』と心に留めておかねばなりません。
そう、一昨日と同じ、昨日と同じ、今日も同じという現状維持の状態は、緩やかな死に向かっている進んでいる状態であるのです。
これはなぜだと思いますか?
答えは簡単で、変わっていないのはあなただけであって、あなたの周りを動く社会は刻一刻と変化しているからです。
毎日同じことを繰り返し続けることは、一見すると安定や安心を感じられると思います。
だって、今までそうやって一応生きてきたわけですから、その経験則に則って昨日と同じ今日を生きた方が成功の確率は高まると推測されるからです。
ただ、これは大きな間違いで、確かにあなた単体の運の流れは安定し一定に流れますが、外から影響を与える運の流れと日々少しずつズレが生じてくることで、これまで安定していた毎日が安定し辛くなってきます。
このような時人は、『ツイていない』と感じますが、なんてことはありません。
これまで蓄積してきたズレが、ここに来てようやく実態レベルで気づきとなって現れただけなのです。
だから日々『今日が最高!』と思って生きていかないと後悔してしまいます。
現状維持とは『死』を意味しているからです。
これは非常に大きな気づきであります。
人はコンフォートゾーンから抜け出せない
そういう自己啓発的なことは分かってはいても、どうしても毎日現状維持になってしまっている人がほとんどでしょう。
自己啓発業界では、こういう現状維持の状態を『コンフォートゾーン』と言いますが、正直呼び方はどうでも良いとして、どうしても人は現状維持から抜け出しづらい生き物なのです。
それはなぜかというと、現状維持の外に向かって動くことは、『損』に繋がる可能性があることを無意識的に気づいているからです。
当然ですが、昨日と同じ行動を今日も行えば、失敗のリスクはとても低くなります。
そりゃそうです。昨日と同じなので。
一方、昨日と異なる行動は、結果が未知数ですので失敗のリスクは高まります。
新しいチャレンジは、昨日得られなかったとんでもないワクワクが待っている可能性がありますが、とんでもない失敗に出くわす可能性も同時に高まるわけです。
こうした二つの未来をイメージした際に、人間は得よりも損を極端に避けて行動を行う傾向を持っていることが明らかになっています。
これは、人間の損失回避に重きを置く習性は、『プロスペクト理論』と呼ばれ行動経済学の分野で研究されています。
損失を回避することは悪いことではありません。
当然ですが、損失を回避する機能がぶっ壊れた状態で行動を行い続ければ、早々に死んでしまうリスクが高まってしまうからです。
ただ、行き過ぎた損失回避は、頑張れば得られるはずの得を取り逃がす可能性も孕んでいますし、そもそも人間はデフォルトでほぼ損失回避しかしない毎日を行いますので、「リスク取りすぎかな?」ぐらいの行動力でちょうどよい結果が返ってくるのです。
最速でコンフォートゾーンから抜け出す方法は●●
さて、ここまでの内容を読んで、それでもこのクソったれな現実を変えたい、と思う人はこれから説明する方法をよく読んでください。
最速であなたをコンフォートゾーンの、現状維持の外側に連れ出して成功させます。
あ、そうそう、これからご説明する方法だけでなく、このブログでご紹介する方法や手法はどこにも載っていないものばかりです。
非常に高い気づきを皆さんにプレゼントしていきます。
まず質問です。
東京都と埼玉県を最速で行き来しなければならない場合、あなたはどのような方法を取りますか?
もしこうした状況であれば、県境にいてそれを跨ぐことが最も利口となります。
さて、この質問を前提として、それでは『現状とその外側を行き来する』と考えた場合、あなたはどうした方法を取るでしょうか?
これも同じく、現状と外側の境界線に立ちそれを跨ぐ、となるでしょう。
そう、つまり、あなたが閉じ込められている現状にも、その外側との境界線が存在するのです。
この『境界線』を感じることこそ、現状打破の最速のヒントなのです。
新しい世界に入るには『通過儀礼』が必要
現状から外側の世界に入っていくにあたり、必要なルールが一つあります。
それが、『通過儀礼』と呼ばれるものです。
これは、イニシエーションとも呼ばれるものですが、これは人間が新しいステージに上がっていくに伴い『新しい意味を与えられる儀式』のようなものと考えてください。
つまり、現状維持状態から外側の世界への移行は、次のような段階で形成されているのです。
『現状維持→通過儀礼→外側の世界への移行』
ですので、とにもかくにも『通過儀礼』を経ることをとにかく重要視する必要があるのです。
この通過儀礼に最速でたどり着く方法、それは『リミナリティの状態を生み出すこと』なのです。
リミナリティとは、境界線・敷居などを意味する言葉ですが、現状維持状態と外側の世界を結ぶ、非常にあいまいな状態になります。
リミナリティを感じる方法、それは『曖昧さを感じる場所に行くこと』です。
例えば、旅行で訪れるホテルは、一時的な睡眠を目的に作られたもの非常に限定的な空間です。
こうした空間は、人間を非常にあいまいな精神へとアップデートさせます。
ですので、自分探しと称して若者が旅に出ることは、まさにリミナリティの模索であるため、非常に理に適っているのです。
リミナリティを感じる空間や概念は他にもたくさんあります。
空間から人間をアップデートさせることで、現状打破を願う人は、外側の世界へと次第に近づいていくことが出来るのです。
さて、いかがでしたでしょうか?
現状打破がなかなか見えないと悩んでいる人は、くよくよ悩むのではなく、リミナリティを感じる空間や概念に身を投じるべきなのです。
もっと極端な話をすれば、家庭や学校や職場などでどうにも居場所が無いなと感じている人は、日常的にリミナリティをすでに感じていると言え、もしあなた自身が新しい世界を知りたいと感じているのであれば、貪欲に自分の欲求に素直になってみることをおすすめします。
なぜなら、そんな人にはもう通過儀礼の準備が行われているからで、あなたが思い描く成功はすぐそこにあると考えられるからです。
私は、より具体的に『現状から抜け出すための方法とそれに伴う運の調整』を行っています。
私の記事をご覧になって、「価値観が合うな」と思われた方は、損はさせないのでお気軽にご相談頂ければ幸いです。
現在、ごく限られた方のみに、私が築きあげた運の法則を伝授しております。
それではまた次回の記事でお会いしましょう。