思い出す…2011年3月ドル/円が76円台を付けたとき、1,700万円溶けちゃった…

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ビジネス・マーケティング
「スキャルピング・アンリミテッド」のロジックで
2月もコンスタントにごちそうさまでした。
そして「極楽デイトレード」でちょっと苦戦しましたが、
こちらも最終的にはごちそうさまでした。

そして、3月になると、ふと思い出します。2011年のことを。
世間では大変な事が起こっていました。福島の原発事故です。
お亡くなりになられた方々のご冥福をお祈りいたします。

そして、私にも激震が走りました。朝起きてPCを付けたら
「キンコン!キンコン!」アラームの大合唱。ドル/円が76円台。。。
このままでは、行くところまで行ってしまう…
破産してしまう…慌てて損切り!

その額、マイナス17,000,000円。。。

目の前真っ暗、頭の中真っ白、モーニングコーヒーの味がしない。。。
あの日、あれから何をしたんだろう、記憶がない。
きっと人間の本能で極度のショックは記憶をシャットダウン
するんだと思います。

まったく、民主党政権には反吐が出ます。日本を潰す気かと思える
政策の数々。。。
政治の話は書き出すと4万文字を越えそうなので、ここでやめときます。

相場が急落したときなど、多くのトレーダーが大きな損失を
被ることが少なくありません。
「失敗から学ぶ」とよく言われますが、投資での大きな失敗や損失は
避けたいものです。

今回は、多くのトレーダーが大きな損失を経験する際に見られる
行動や敗因のパターンを、失敗例からご紹介します。
また、こうした失敗を避ける方法についても解説します。

失敗のパターンを理解することで、同じ過ちを犯さないための
対策が立てやすくなります。これらの事例は、私自身の経験に
基づくものであり、過去の失敗から得た教訓です。

大損や大負けに至るには、明確な原因が存在します。
偶然による勝利はあるかもしれませんが、
偶然による大きな損失は存在しません。

つまり、大きな損失を招く行動は自分自身によるものです。
メンタルの問題ではなく、具体的な行動の問題です。

1. ロット(取引枚数)の上げ過ぎ
2. 損切りしない
3. 勉強しない
4. 勘違い
5. 焦り
6. 他力本願
7. リスクをよく考えない

これらの行動を改めなければ、いつでも大きな失敗をするリスクがあります。
まるで、常に爆弾を抱えて取引しているような状態です。

「早く大金を稼ぎたい」「大きく当てたい」という欲望が、
これらの危険な行動の背景にあるかもしれません。

1. ロットの上げ過ぎ
多くのトレーダーは少ない資金でFXを始めます。
資金が少ないと、利益も少なくなるため、
多くの人がリスクを承知で大きなロットで取引をしてしまいます。
これは、少ない資金で早く稼ぎたいという願望から来ます。

しかし、大きなロットで取引すると、
少しの損失で資金がなくなりやすく、勝って資金が増えても、
もっと稼ぎたいと思ってさらにリスクを取りがちです。
このように常に大きなロットで取引すると、
いずれ大きな損失を出してしまいます。

2. 損切りしない
損切りを躊躇するのは、損失を認めたくないからです。
希望を持って、損失が回復するのを待つことがあります。
損切り後に価格が回復すると、二重に失敗したような気分になり、
精神的に大きなダメージを受けます。
このため、「もうすぐ回復するだろう」「もう少し待ってみよう」
といった言い訳を探してしまいますが、
これは自分を甘やかしているだけです。

他人が同じ状況にあれば「損切りすればいい」と思うものの、
自分にはその助言を実践できないことが多いです。
投資では、他人には厳しく自分には甘い、
損失を避けたいという欲が強く出ることがよくあります。

3. 勉強しない
トレードで成功するには勉強が必須です。
多くの人は初めてトレードをする時、知識がなく、
学ぶ必要があると理解しています。
しかし、実際に深く勉強する人は少なく、
多くの人が少しの勉強やSNSでの情報収集だけで勝てると考えがちです。

また、何をどう勉強すればいいかわからず、
結局は実践だけに頼ることもあります。
ただし、知識がない状態での実践は、得るものが少なく、
ただ単に売買しているだけになりがちです。

FXに関する幅広い知識を学んでから実践に移すことが、成長につながります。
知識のインプットがあってこそ、実践が意味を持ち、
スキルアップに繋がるのです。
まずは基礎知識をしっかりと学ぶことが重要です。

4. 勘違い
利益が出ると、「勝ち始めた」と思い興奮します。
夢のような気分で安心して眠ることができますが、
これは勝利のイメージを持つことと、現実を勘違いすることの違いです。
たとえ最近勝っていたとしても、それが偶然の可能性があり、
常に勝ち続ける保証はありません。
少し成功を経験すると、過信してしまうことがあるため、
現実を見失わないように注意が必要です。

5. 焦り
「早くお金持ちになりたい」という思いが強いと、
トレードで勝てない日が続くと焦りが生じます。
焦りが出ると、学びやトレードに集中できず、冷静さを失ってしまいます。

利益を出すためには、戦略の立案、エントリーポイントの選定、
そして利益確定や損切りのタイミングの決定が必要ですが、
焦っているとこれらのプロセスを正確に実行できず、
結果的に一貫性のあるトレードができなくなります。
これが負のスパイラルに陥り、トレードが苦痛に感じられる原因となります。

6. 他力本願
他力本願とは、自分の失敗を他者や外部の要因のせいにすることです。
例えば、トレードで負けた際にインジケーターや参考書、相場の状況、
運などを責任の所在として挙げることです。
このように責任を外部に転嫁することで、精神的な負担を
軽減しようとします。
自分の失敗を認めると、FXで成功する夢が遠のいてしまうため、
無意識のうちに逃げ道を作ってしまうのです。

この他力本願の思考は、成功する方法を見つける過程にも影響します。
トレードの手法は自分で開発するべきですが、それが難しいと感じると、
他人の手法を簡単に手に入れたいと考えがちです。
しかし、一つの手法が全てのトレーダーに合うわけではなく、
それを実行する能力にも依存します。
したがって、自分自身でトレードルールを構築することが重要です。

こんな事を書くとFX商品を売っている私には不利になってしまいますが
ウソは書けません。
しかし、私のFX商品はルールつくりから始まり、トレーニングする教材
ですのでぜひ、ご利用ください。

7. リスクをよく考えない
FXを始めた当初、多くの人は利益に目を輝かせ、リスクを軽視しがちです。
例えば、「毎日20pipsの利益で1年後には大金持ちになれる」といった計画
を立てることもありますが、これはリスクを無視した単なる希望的観測に
過ぎません。
実際のところ、大きな損失やリスクに直面するまで、
その真の怖さを理解することは難しいものです。
私自身も、実際に大きなリスクにさらされるまで、
FXの危険性を真剣に考えていませんでした。

これはFXを甘く見ていた証拠であり、負けを経験することで初めて、
投資のリスクについて本質的に理解するようになりました。

では、どうすれば負けないでしょうか?どうすれば勝てるのでしょうか?

それは、大損しないようにすればいいのです。
多くの人はトレードで勝つために利益を重視しますが、
実は損失を避けることも勝利への鍵です。
大損をしないようにすることで、結果的に勝ちにつながります。

この考え方は、攻撃よりも防御を重視することになり、
負けを減らすことで全体の成績を改善します。
「自分が間違っているかもしれない」という謙虚さを持つことで、
この新しいアプローチに目を向けることができます。

つまり、利益を追求するだけでなく、損失をいかに防ぐか
にも注目することが、成功への道となります。
トレードでの私の主な目標は、「利益を得ること」ではなく、
「生き残ること」に設定しています。確かに、
利益を得ることが最終目標ですが、
それを達成するためにはまず生き残ることが必要です。

一度退場してしまえば、どんなに素晴らしい戦略を持っていても
意味がありません。したがって、自分の防御力を常に高め、
大きな損失を避けることが最優先です。
負けないことの重要性は、勝つこと以上に大きいです。

大損失を避けることができれば、自然と生き残り、
利益を得る機会も増えます。勝ち方を模索する前に、まずは負け方
特に大損を避ける方法を学ぶことが重要です。
このアプローチを取ることで、長期的なトレードキャリア
を確実に築くことができます。

トレードを継続すれば、経験を積み重ねることで自然とスキルが向上し、
利益を出すことが可能になります。ルールを確立し、コツを掴むと、
大きな成功を収めるターニングポイントが訪れるでしょう。

重要なのは、FXでの成功を幸福の尺度とするのではなく、
FXを通じて自分の幸福感を高めることです。勝ち方や利益の大きさよりも、
FXを経験することで得られる満足感や成長が本当の価値あるものです。
そのためにも、何より大切なのは大損を避けることです。

FXのリスクをしっかりと認識し、長期的に安定した関係を築いていくことが、
幸せへの道と言えるでしょう。

私は、毎年3月になると、改めて気を引き締めて
自分を見直すようにしています。
なぜなら、1,700万円をドブに捨ててしまったからです。


今年度も、皆様にも幸多きことをお祈りします。

ここまでお読み下さりありがとうございました。


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