軸がブレない思考を身につけよう

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ビジネス・マーケティング

連敗の防ぎ方
FXトレーディングで継続的に成功を収めるためには、
取り組みの姿勢や思考が堅固である必要があります。

どれほど優れた取引ルールを持っていても、
それを遂行するための心構えが未成熟であれば、
ルールを守ることができず、冷静さを失って
自己破壊的な行動に出ることがあります。

軽はずみな気持ちで投資を行うと、利益を得るどころか、
リスクに晒されて大きな損失を被ることになります。
安定して利益を出し続けるためには、ブレないトレーダー
になることが求められます。

そのためにはトレードを全て確率的に捉えることが重要です。
短期的な感情に流されず、その行動が長期にわたって
意味のあるものかを考える必要があります。

FXでは感情に基づいた判断をすると、多くの場合失敗します。
そのような状況を避けるためには、たとえ短期的には
辛い決断であっても、長期的には正しい選択であれば
実行するべきです。

要は、期待値が高い行動を取ることが重要です。
次に、具体的な例を用いて考えてみましょう。
デイトレードでは、常に勝つわけではありません。
毎日取引を行っていると、時には連敗することもあります。
特に悔しい気持ちに駆られて、売買シグナルが出ていない
にもかかわらず無理やり取引をしてしまうことで、
冷静さを失うことがあります。

短時間で取引回数が増える際は特に危険です。
通常、1つの通貨ペアで市場(例:ニューヨーク市場)
において何度も売買シグナルが出ることはありません。
買っては損切り、売っては損切り、再び買いで入るなど、
イライラすると数十分のうちに無謀な取引を重ね、
10連敗など信じられない結果に終わることもあります。

このような状態では、正常な判断ができなくなるため、
すぐにチャートから離れるのが賢明です。
しかし、怒りや情熱に火がつくと、自分でも制御が
効かなくなるのが人間の心理です。

連敗を避けるためには「同じ状況で何度も取引をしない」
といった具体的なルールを設けることが重要です。
私が常に心がけているのは、
「同じトレンドで何度も同じ方向へのポジションを取らない」
ということです。

例えば、買いシグナルが出た後に損切りとなった場合は、
その時間帯やそのトレンドで再度買いで入ることはしません。
一度損切りになったという事実は、その時点での見立てが
誤っていたことを意味します。

もし市場が下降トレンドにあるのに上昇すると思い込んで
繰り返し買い入れると、入れた分だけ損切りになります。
10回買いでエントリーしても、トレンドに逆らう判断であれば、
当然10回とも損切りになるでしょう。

このような10連敗は偶然の産物ではなく、避けられた結果です。
これでは勝利はおろか、連敗が続く一因となります。
連敗を回避するには、同じシナリオで何度もトレードを行わず、
次のトレンドが来るまで待つことが賢明です。

エントリーしたくなる気持ちを抑え取引のシーンを変えることで、
判断ミスのリスクを分散させます。
「一度損切りしたらそのチャンスは終わった」と考え、
1回の取引に過度なプレッシャーを感じる代わりに、
私は最大3回までエントリーすることにしています。

3回連敗した場合は、そのトレンドでは勝てないと判断し、
諦めるようにしています。損益率が2以上であれば、
3連敗しても実質的には1回分の損失にしかなりません。
これが5連敗になると、翌日に回復できるかは不透明です。

また、連敗による「次は負けられない」というプレッシャー
が次の日のトレードに悪影響を及ぼすこともあります。
同じトレンドで同じ方向にポジションを何度も取る行為
は非常に危険であるという認識を持つこと自体が、
無駄な取引を避けるための一つの抑止力となります。

一度損切りを経験したら、他の通貨ペアを検討したり、
次のエントリーチャンスまで数十分間待つなどして、
一つのシナリオで大きな損失を出すリスクを分散させてください。

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