FX vs 株 仁義なき戦い!!

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ビジネス・マーケティング
FXと株の違いは?
投資初心者におすすめなのはどっち?
多くの人が投資と聞くと最初に思い浮かぶのは
「株」であるかもしれません。

FXと株は外見上似ている面がありますが、
それぞれの違いや、どちらが自分に適しているかに
興味を持つ人も多いでしょう。

この記事では、FXと株の違いが明確でない人々に向けて
比較表やそれぞれの利点や欠点などの観点から、
詳しく解説していきます。

投資対象
FXでは、世界各国の通貨が取引対象となります。
一方、株式投資では、企業の株が取引されます。
具体的に取引可能なものは、FXでは各FX会社が
取り扱う通貨ペアであり、株式投資では
証券取引所に上場している企業の株式となります。

投資対象の数
世界には100種類以上の通貨が存在しますが、
FXで取引可能な通貨はFX会社によって異なります。
一般的には、米ドル、ユーロ、ポンドなどの
主要通貨を中心に数十種類が取引可能なことが多いようです。
一方、株式投資の対象は各証券取引所に上場している
企業の数に依存します。株式投資の場合、
数千種類に及ぶ企業の株が取引対象となります。

取引時間
FX市場は、平日であればほぼ24時間取引が可能です。
このため、日中時間が取れない人や時間の隙間しか
利用できない人でも取引がしやすいと言えます。
また、日本の祝日でも取引可能な場合が多いのも
FXの魅力の一つです。

一方、株取引の時間は、東京証券取引所の場合、
平日の前場が9:00から11:30、後場が12:30から15:00までです。
名古屋証券取引所や札幌証券取引所などでは
後場が15時30分までとなっています。

証券取引所は土日や日本の祝日は休場となるため、
株取引は平日の日中に限られることになります。

インカムゲイン・キャピタルゲイン
投資における利益は、資産を売却することで得られる
「キャピタルゲイン」と、資産を保有していることによる
「インカムゲイン」の2つがあります。

FX取引では、スワップポイント(金利差調整分)
と呼ばれるインカムゲインが存在します。

例えば、低金利通貨(例えば日本円)を売却して、
高金利通貨(例えばメキシコペソなど)を購入すると、
その金利の差額をほぼ毎日受け取ることができます。
これがスワップポイントによる利益です。

ただし、逆に高金利通貨を売却して低金利通貨
を購入した場合、その金利の差額を支払う必要
があるため、注意が必要です。

株式投資には、配当金というインカムゲインが
あります。配当金は企業がその利益の一部を
株主に分配するもので、企業ごとに異なりますが、
通常は年に1~2回受け取ることができます。

配当金が多い銘柄は、個人投資家の間で
非常に人気があります。ただし、配当金は
企業によって異なり、企業の業績が悪化した
場合には配当金が支払われないこともあります。

FXと株のメリット・デメリット
FXと株それぞれのメリットは以下のようにまとめられます。

<FXのメリット>
・投資対象が選びやすい
多くの通貨ペアから選択できるため、多様な投資先が利用可能。

・取引時間の自由度が高い
24時間取引可能で、時間に制約が少ない。

・少額から始められる
比較的少額の資金から取引を開始できる。

<株のメリット>
・身近な企業に投資できる
自身が知っている企業に投資ができ、製品やサービス
を利用している会社に投資することができる。

・配当金を得られる
一部の企業からは、投資家に配当金が支払われることがある。

・特定口座を利用すれば確定申告が不要
特定口座を利用して「源泉徴収あり」
を選択すれば、確定申告が不要になる場合がある。

・NISA(少額投資非課税制度)
現物株での利益が非課税となるNISA制度があり、
長期的な投資に優れている。

これらのメリットを踏まえて、投資家は自身の
投資目的やリスク許容度に合わせて、
FXまたは株式投資を選択することができます。


<FXのデメリット>
・高レバレッジの取引はリスクが高い
高いレバレッジは大きなリスクを伴う。
資金以上の取引を可能にするが、十分なリスク管理が必要。

・スワップポイントの支払いが必要な場合もある
高金利通貨を売って低金利通貨を買った場合、
金利の差額を支払う必要がある。

・原則として自分で確定申告が必要
一定の利益が出た場合、原則として自己申告が必要。

<株のデメリット>
・投資対象を選ぶのが難しい
膨大な銘柄から適切な投資先を選ぶことは難しい。

・取引時間が平日の日中に限られる
株取引は平日の日中に限られるため、時間的制約がある。

・数十万円程度の開始資金が必要
株式投資を開始するには、
通常数十万円以上の資金が必要とされる。


FXのデメリットとして、高いレバレッジが
リスクを増大させることや、スワップポイント
による金利差の支払いが発生する場合、
また確定申告が必要な点に注意が必要です。

株のデメリットとしては、投資対象の選定
の難しさや取引時間の制限、相応の開始資金
が必要である点が挙げられます。

これらのデメリットを考慮して、投資家は
自身のリスク許容度や目標に基づいて
投資戦略を検討する必要があります。


投資初心者はFXと株どちらがおすすめか?
投資初心者にとってFXと株のどちらがおすすめかは、
個々の状況や投資目的によって異なります。

しかし、上記のメリット・デメリットを
比較したうえで、初心者にとってFXが
適していると考えることができます。

FXは初心者に向いているとされる
理由はいくつかあります。

まず、平日であればほぼ24時間取引が可能であり、
これは多忙なサラリーマンや主婦の方にとっても、
自身のライフスタイルに合わせて取引がしやすい点です。

また、少額の資金からでも取引を開始できるため、
初めての投資に適しています。

さらに、株と比較して取引対象が少なく、
投資先を選びやすいという利点もあります。
例えば、米ドル/円はトレードに関する情報が
豊富であり、初心者にとっても理解しやすい
通貨ペアの一つです。

そのため、通貨ペアに迷う場合でも、
米ドル/円を選択することが良い選択肢
の一つと言えます。
ただし、投資にはリスクが伴いますので、
初心者が投資を始める際には慎重さが必要です。

リスク管理や市場の動向を理解するために、
しっかりとした知識や情報を得ることが重要です。
最終的な選択は個々の目的やリスク許容度
に合わせて行うことが大切です。

初心者が投資を始める際には、まずは十分な
情報収集と学習を行うことが推奨されます。

ここまでお読み下さりありがとうございました。


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