画面と紙では色は異なる

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写真・動画
 「モニターとプリントはなぜ色が
異なるのですか」と相談されました。

 今日は色の見え方の話です。

 画面に映っている写真を印刷しても
同じ色には見えません。

 僕はこれを経験と写真教室で
教わりました。

 簡単に言うと理由は2つあります。

 1つは画面と紙では色を表現する
仕組みが異なるため。

 2つ目は画面と紙では表現できる色の
範囲が異なるためです。

 仕組みが異なるとは、画面は
直接光る直接光で色を表現します。

 紙は光の反射を用いて色を表現する
反射光となります。

 また、直接光と反射光で表現できる
色の範囲も異なります。

 このため画面で見た色がそのまま
紙で表現できないのです。

 これは原理上の理由です。

 厳密には紙は、紙質、インクの
載り具合、湿度など多くの要因の
影響を受けます。

 まず写真をやる人間としては、
「画面と紙で色が異なる」ことを
理解します。

 そのため鑑賞者が何で写真を
見るかにより、色が変わることも
理解します。

 そのことを知って、対処する必要が
あります。

 まずは画面と紙は色が異なると
覚えておきましょう。





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