花に風・煙・潤(作詞サンプル)

※こちらはサンプルです。無断使用はご遠慮ください

［花に風］

桜と一緒にスカートさらった温い風

いつの間にか体温に移ってた

つま先立ちしてももう届かないから

この季節受け入れよう

うつむいてばかり

目が合わなくても

おなじ時間、アイスは平等に溶けた

はんぶんこ

あと少し顔上げたら

あの風と時計巻き戻る

桜と一緒に髪を撫でてった温い風

束の間、滲んで通り過ぎた

追いかけても届かないほど

この季節は一度だけ

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［煙］

君のにおいがするのかな

このたばこに　ダサいなんて言わないでよ

ドアの横　待ちぼうけしてる　

さよならにいつまでも慣れない癖、

いたいのみたいに　どっか飛んでいけ

君のこと探してるのに見つかんないの

「もういいよ」って　出ておいで

君の想いを知るのかな

この箱に　だいすきを押し込んだ

ドアの横　煙が燻ってる

イヤホンにいつものぶん、

栓してるのに　すきまだらけ

君のこと探してるから耳を澄ますの

「もういいよ」って　聞こえない

君のにおいがするのかな

このたばこに　ダサいなんて言わないでよ

ドアの横　香りだけ残った

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［潤(うるう)］

何の励ましも効かない　響かない

空ばっか　明るい

あなたがちょっと　泣いてるの

知っててごめんね

明日の　ご飯のこと　考えよう

好きなお菓子　買いに行こう

こんな不器用な私だけど

かっこわるくても　笑われても

見過ごしたくないから

嘘ついたっていい　困らせてもいい

透かしすぎて見えない涙に報いたいのさ

私がTankになって　あなたを守るよ

あなたがちょっと　泣いてるの

理由は聞かないね

明日にはままごとなんて　簡単じゃないけど

好きなだけ　流されよう

嘘ついたっていい　困らせてもいい

透かしすぎて見えない涙に報いたいのさ

私がタンクになって　受け止めるよ

私がTankになって　あなたを守るよ