★ウッディーくんとの思い出・その1-「言葉のチカラ」

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★ウッディーくんとの思い出・その1-「言葉のチカラ」

■ある営業会社の課長でいた時のことです。
ある日社長から、
「新人のウッディーくんだ。当分、めんどう みてやってくれ!」と
頼まれました。

もちろん日本人です。
年の頃なら20代後半、背が高くて、少し浅黒く、体格のいい青年でした。
簡単なあいさつの後、さっそく彼と一緒に、【飛び込み営業】活動を始めました。

ちょっと変わった 感性の持ち主でした。
訪問の入りが、ややおかしかったり、大事なところで、上手くいかなかったりで、「なかなか契約が、取れん!」日々が続いていました。

■そんなある日、ウッディーくんが、
「課長!昼、インド料理、行きませんか!?」
=私のソールフードは、イチローと同じ!「カレー」なので、
なんのためらいもなく同行しました。

近くの、
やや、怪しげな?(すみません。なんか?一種独特の雰囲気ですよね)
インド料理の店に行き、席につき、ちんぷんかんぷんの内容は置いておいて「カレーーー!チョーだい」で二人で堪能しました。

■食べ終わった後、
ウッディーくんが、
「ここは、ちょっと私に任せてください!」と言って、
店の人を呼びつけました。

私:「おいおい、髪の毛でも入っていた。とかで、難癖付けて勘定まけさせようって魂胆か?」とゲスの勘ぐり。

すると、いきなりウッディーくんは、大きな声で。
ウ:「※△□※〇□△※△□※〇□△※!!」と言うと、
店の人は、めちゃくちゃ上機嫌となり、奥に入って行って、
「ラッシー」なる飲み物を2つ持ってきてくれました。

ウ:「課長、これ店のサービスですとの事です」
私:(ラッキー=心の声) 「そうか!じゃあ仕方ないな、頂くか?」
(うっ、うまかった~~~=心の声)

で、飲み干した後、上司のたしなみで勘定しようとすると、
ウッディーくんが横から、また、
「※△□※〇□△※△□※〇□△※!!・・・・!!」と言うと、
またまた店の人が上機嫌となり、大幅に割引してくれました!

私は、頭の中には?マークが365個ほど出ていましたが、
私:(ラッキー=心の声) 「ごちそうさま!」で二人で店を出ました。

少し歩いた後、
ウッディーくんにそれとなく、
私:「いったい何と言っていたの?」と聞きました。

すると、
ウッディーくんは、以前、海外青年協力隊で、ネパールという所に、何年も行っていたそうで、「ネパール語」がバリバリで、実は、日本のインド料理の店は、ほとんどネパール人が経営しているとの事を教えてくれました。
私の頭の上の?マークがはじけ飛んでいきました。

そして、
ウ:「私もいろんなインド料理の店に行ったが、こんなにおいしいものは食べたことない!素晴らしい!ありがとう!」 「また来るよ~!!」的なことを言ったらしいのです。

すると、店の人が、めちゃめちゃ上機嫌になり、すんっごくサービスしてくれたとの事だったのです。
・・・・・・・・・・・・・・
※言葉はすごい、すばらしい!
~fin.
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