ジュエリーで使われる18ゴールドの色々③

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コラム
金の純度・色に続き、今回は硬さに関してご説明します。①18ゴールド・②プラチナ・③シルバーの3種類で比較します。この3種類の地金が、ジュエリーでは多く使われていますね。それぞれに特性があるので、予備知識として理解しておくと、ジュエリーを購入する際に役に立つかもしれません。。
①18ゴールドは、3つの地金の中で一番硬く、粘りがありません。このためデザイン的には、細かい線を表現するのであれば18ゴールドが一番適しています。ですが、粘りがないので、パキッと割れることが稀にあります。②プラチナは、18ゴールドよりは柔らかく、粘りがあります。3つの地金の中では、適度な柔らかさで粘りがあるため、加工が一番し易くジュエリー職人には好まれる地金です。磨くと綺麗に光りますし、サイズ直しなどの再修理もやり易いのです。また、粘りがあるのでパキッと割れることもありません。日本のブライダルで使われる理由は実はそんな性質からかもしれませんね。。③シルバーは、18ゴールド・プラチナと比較すると、最も柔らかく、粘りも然程ありません。お値段がお安くなるのも2つの地金と比較すると劣ることが理由です。このため、磨けば綺麗にはなりますが、ゴールドやプラチナのようにピカピカというより、若干曇りがあるような、、ないような、、そんな仕上がりになります。割れてしまうと再生することが難しく、修理を依頼されると職人泣かせな地金になります。
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