看護師の就職活動の今と思う事

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コラム
 こんにちは。タニタクです。

 今日は25年ぶりくらいに体験した就職活動についての実体験と思う事を
書いて行きます。

 就職の情報として、
・正看護師歴約20年
・医療療養型病棟勤務
・教育委員会、褥瘡対策委員会委員長など経験
・終末期の対応経験多数
・福岡県実習指導者講習受講済
・新人指導、学生受け入れ対応
 などをこれまでやってきました。

 一身上の都合で退職して、しばらく休んだのちに就職先を探そうと動き出しました。

 そのタイミングがコロナが5類になったタイミングと重なり、
求人数が激減していました。
 自分は福岡県に住んでいる為、福岡だけの状況かもしれませんが、
以前はハローワークに行けばたくさん選べていた印象であった仕事が
ほとんど無い状態。
 あっても年間休日数が少ないや、給料が安いなどの場所でした。

 あまりに少ないので、とある日雇いの看護師を紹介してくれるという
業者さんに登録に行くと、
「今看護師があぶれてて、必要としてる所が無いんです。」
「コロナワクチン担当の人が病院や施設で働き出したから。」
との事でした。
 なるほど、それなら患者さんや困っている人に看護が行き届くから良いのかなと正直思いました。
 その後、あなたの出来る事を教えてくださいと書類を書きましたがその内容に愕然としました。
 熱が測れる
 血圧が測れる
 脈が取れる
 採血が出来る
 点滴が出来る…
は?と思いました。25年働いてるんですが…。
でも看護師もたくさんいて、経験もバラバラ。
ちゃんと人に知られていないとこんな場所での再出発なんだと教えて貰いました。

 その後実際に3件面接もしましたが、経験がある事でのマイナスも
あるんだろうなと。
 面接担当の相談役になる場面も。
説明している問題点に対してどう考えてあるんですか?と聞く始末。
 まあ採用落ちますよね(笑)
 見えているものが違うってことも教えて貰いました。
考え方や思いが違う人もたくさん居るんだとわかっていたけど現状を見た
という所でしょうか。

 いろいろありましたが、縁があり、とある訪問看護ステーションが
自分のスキルを見た上でスカウトをしてくださり、今月から
働く事になりました。

 そこで実際に働こうとした後から他の病院勤務の仲間から
 「看護師さんが足りない。」
 という言葉が聞こえだしました。やっぱりか。と思いました。
 要はその場所にあった看護師を探すのが大変なんです。
自分も病院勤務時代はたくさんの人の出入りがありました。
 看護師って資格があれば仕事は選べますからね。
 それだけその病院に合う人が少なかったと思います。

 だからこそ自分はこんな考えを持っているとか、
こんな経験があるとか、こんなスキルがあるよをはっきりする事、
そして発信などをしながら認知を取っておく事、
何より繋がりを作っておく事が大切なのかなと思いました。

 そんなこんなで貴重な経験をしたので、これからも発信して行きたいと
思います。

 個人としてはまずはもっと知られる事を意識して行きます。

 読んでいただきありがとうございました。
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