自分のことは意外とわからない #7

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コラム
 前回婚活で悩む方からの相談が増えていることについて触れました。

私がお話をうかがうクライエントの方に共通していること。
ご自身が何を望んでいるのかがわからない、もしくは漠然としていることがとても多いです。
希望の条件であったり、自分が嫌だなと思うことはあるのでしょうが、
なんとなく漠然としていて具体的なビジョンがみえていないんです。

婚活をする目的であったり、今後どういう人生を歩みたいのか、パートナーとはどんな関係を希望しているのかなどがぼんやりしていて、お話の中で「なんとなく一人では寂しいから」「年齢的にもう結婚しないと」というような言葉が出てくるんですね。
もちろんそれは本心なので否定することでは全然ないんです。

ただ、漠然としたイメージで活動しているということは結局目的地が決まらないままになんとなくぐるぐる歩いているのに近い状態なので、やはり時間はかかることになってしまいますよね。

私は婚活って仕事を探すことに共通することが多いと思っているので、
「お仕事を探すときのように具体的に考えてみてはどうでしょう?」と提案することもあります。
経歴は仕事を探す上では経験やスキルに置き換えられますし、相手への希望は、仕事を探す上での条件、例えば勤務地や待遇などをイメージして考えられます。事実と異なることをプロフに記載する必要はありませんが、人から見たときにどのように見えるか、どんな印象かを意識することも必要です。

電話相談の中で婚活のノウハウをお伝えするわけではありませんが、
私でお伝えできる範囲で一緒に考えてお話することは多々あります。
自分を否定されているような気持ちになったり、マッチングしないこと自信を無くしてしまう前に、角度を変えて考えてみる、自分でわからないときは
カウンセラーでも他の方でもいいので、話をしながら整理してみるのも有効ですよ。

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