犬が異物を飲んでしまった時の対処法&病院選びについて

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犬が異物を飲んでしまった時の対応方法とは?

犬が異物を飲んでしまった時はその飲んでしまったものの種類や大きさ、経過時間などを考慮して最適な対処法を決めていきます。
例えば胃に入っても消化できないものや糞として排泄するのが難しいものは催吐させることが多いです。
トランサミンと呼ばれる薬を使うと安全に戻すことが可能です。

ただし、誤食してから30分以上経過してしまっていると吐くのが難しいケースがあります。
吐かせるのが難しいからといって、すぐに手術するわけではありません。
様子を見て判断するものもあります。

例えば犬にとって良くないとされる「玉ねぎやチョコレートを食べてしまった」などのケース。

下痢の症状が起こることは考えられますが、特段大きな症状に発展しないこともありますので、症状次第で安静にして様子を見る形でもよいでしょう。
他にも「クッションを破いて中の綿を食べてしまった」、「ティッシュを食べてしまった」、「小さなボタンを食べてしまった」という場合では様子を見ることが多いです。

一方、開腹手術をした方が良いケースもあります。
消化が難しく、臓器や胃に悪影響を及ぼしてしまうものです。

例えば金属類など。
身近なものでいうと500円玉や乾電池、安全ピンなど。
特に突起物は危険です。
手術して摘出しなければ危険を生じるものは開腹手術を検討することがあります。
小腸を通過する際に腸閉塞や消化管閉塞を生じる可能性があります。
手術して摘出しなければ危険を生じるものは開腹手術を検討することがあります。

飲んでしまった物次第で、早急な対応を迫られるものがあるので、すぐに対応してくれる動物病院を事前に調べておきましょう。

動物病院はどんな基準で選ぶべき?

動物病院は選ぶとき、下記のケースが多いかと思います

・家から近いところ
・初めてワクチンや予防接種を打ったところ
・友人から勧められたところ


日常的な検査やワクチン摂取、狂犬病予防注射などは上記の動物病院で問題ないでしょう。
ただ、緊急時も想定すると下記要素も満たされているか検討した方が良いでしょう。

・土日祝日に対応しているか
・二次診療は可能か
・予約は可能か


土日祝日に対応していれば、いつでも安心して診てもらうことができます。

そして二次診療が可能かどうかも重要です。
二次診療とは症状が重いケースに対応した処置のことです。

詳しいレントゲン検査や手術が必要になることもあります。
設備面で対応できないこともあるので、二次診療に対応しているかも必ずチェックしましょう。
大きい病院は待ち時間があったりなど、デメリットがないわけではありません。

そして予約が可能だと安心して、その時間に診てもらえます。
動物病院に行ってから「1時間も待った」などのリスクが減ります。

以上、犬が異物を飲んでしまった時の対処法&病院選びをご紹介しました。
もし、異物を飲んでしまった犬の様子が明らかにおかしければ、二次診療に対応している病院、大きい病院を最初から選ぶことも視野に入れておきましょう。










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