例えば胃に入っても消化できないものや糞として排泄するのが難しいものは催吐させることが多いです。
トランサミンと呼ばれる薬を使うと安全に戻すことが可能です。
ただし、誤食してから30分以上経過してしまっていると吐くのが難しいケースがあります。
吐かせるのが難しいからといって、すぐに手術するわけではありません。
様子を見て判断するものもあります。
例えば犬にとって良くないとされる「玉ねぎやチョコレートを食べてしまった」などのケース。
下痢の症状が起こることは考えられますが、特段大きな症状に発展しないこともありますので、症状次第で安静にして様子を見る形でもよいでしょう。
特に突起物は危険です。
手術して摘出しなければ危険を生じるものは開腹手術を検討することがあります。
小腸を通過する際に腸閉塞や消化管閉塞を生じる可能性があります。
手術して摘出しなければ危険を生じるものは開腹手術を検討することがあります。
飲んでしまった物次第で、早急な対応を迫られるものがあるので、すぐに対応してくれる動物病院を事前に調べておきましょう。
そして予約が可能だと安心して、その時間に診てもらえます。
動物病院に行ってから「1時間も待った」などのリスクが減ります。
以上、犬が異物を飲んでしまった時の対処法&病院選びをご紹介しました。
もし、異物を飲んでしまった犬の様子が明らかにおかしければ、二次診療に対応している病院、大きい病院を最初から選ぶことも視野に入れておきましょう。