ジョージアで一か月暮らしました。

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ジョージア国とは?

「ジョージア 国」という国名を聞いたことがありますでしょうか? 昔はソ連で、1991年に独立。それまではロシア語読みで 「グルジア」と呼ばれていたそうです。日本では、2015年の4月から正式に使われるようになったとのことですが、正直私は「ジョージア」も「グルジア」もピンと来ない派でした。

そういえば力士の出身国でそういう国名を聞いたことがあったなーくらいのレベルだった私が、なぜ「得意エリア」で「ジョージア国」を挙げているのか。それは、2023年4月から5月にかけて一か月間、ジョージア国に滞在していたからです。

場所は、トルコの北、ロシアの南。黒海に面していて、面積は北海道くらい の大きさ。「ジョージア正教」という宗教を古くから信仰されてきたため、教会が多く見られます。国旗にもある、5つの十字架がそれを表しているかと思います。キリスト教を国教として採用した、世界で2番目に古いキリスト教国だそうです。コーカサス地方と呼ばれていて、ヨーロッパ なのかアジアなのか、見解が分かれるようです。実際個人的には2つが混ざった文化という印象を受けました。

ワインが有名で、首都のトビリシを離れるとワイン畑が広がる景色が見られます。地方ごとに文化や天候もだいぶ異なるので、行く場所によってそれぞれ情報をチェックする必要があるかと思います。言語は ジョージア語で、トビリシの若い人(の一部 ←自分調べ)には英語が通じるかなという印象です。一方で、旧ソ連ということもあってか、ロシア語はかなりの確率で通じる模様です。

ジョージア国をリサーチ

ご縁があってジョージアに行くことになったのですが、日本語で調べてもあまり情報が出てきません。日本人があまり行っていない証拠ですね…。「ジョージア」だけで調べると、アメリカのジョージア州や 缶コーヒーの情報が先に出てくることもあって(笑)、なかなか情報集めに苦労しました。

あと、ちょっと昔の情報だと、物価が安くてワンダフルみたいなのばっかりなんですけれど、ここ数年隣国のご状況とかもあって、物価は急上昇中…。ワンダフルどころじゃないです。なんなら物価は日本の方が圧倒的に安かったです。(それはそれでどうなのか…という複雑な気持ちではありますが…)

事前にSNSでそれを知った時、正直行くのを後悔したものでした。でも、そのときはもう引き返せない状況にいたので、改めて1ヶ月間ジョージア国で暮らしていく決意を固めつつ、私はこの土地で、日本で暮らしているときよりも、なんなら地元の人よりも質素に生きていこうと決心しました。航空券だけでも、2回トランジットでも9万円、みたいな状況だったので、相当自分の予算をオーバーしてたんですよね。ジョージア国に行くにあたってそんな私が知りたかった情報は、毎日の暮らしについてでした。

…なのにそういう情報はないのですよ…まあそうだよね…って理解は出来ました。需要がないんですよね…そんな遠くの、日本人がほとんど行かない国にまで行って、質素に生きたい人なんて多数でないことは間違いないです。ちなみに日本人の皆さん(旅人?)がのっけているジョージア国の情報って、グルメとか観光とかばかりでした…そっち方面の方が圧倒的需要なんでしょうね…。

でもその結果、よく知らないことも多いままぶっつけで飛ぶことになり、毎日が驚きの連続でした。それもそれで、知らないことばかりで新鮮!っていう見方もあるかもしれませんけれど、でも、知っておくことに越したことはない、とも考えています。

ジョージア国では一か月間、本当に思いもしないことばっかり起きて、でも生きるためには毎日自分で何とかする必要がありました。もはや誰かの役に立ちたいのか、それとも私がジョージア国で経験したことを一人でも誰かに知ってほしいのか、 正直どちらなのかが分からなくなっております(笑)。でもこの経験を伝えたい、という気持ちがこの記事の出発点であり、それに加えてジョージア国の面白さや深みみたいな部分をお伝えできたらと考えています。

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