誰でも簡単に小説家デビュー?ChatGPTを使った壮大な物語の作り方を解説

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IT・テクノロジー
どうも、AI未来研究所です。

あなたは、小説家になりたいと思ったことはありますか?
別にプロに...というわけでもなかったとしても、こんな世界観でこんな物語ができたら面白いのに...と思う瞬間ってあると思います。

しかし、アイディアはあるけど、書くのが大変ということはたくさんあります。

そもそも、タイピングが早くないとできませんし、文章量も相当なものです。

断片的なアイディアは妄想して作れているのに...他の条件によってなかなか出来上がらないものですよね。

何かもっと楽に物語を作れないものか...


そんな時にこそ、ChatGPTを使ってざっくりと物語を作ってみてもいいのではないでしょうか?

物語のテーマを考えるChatGPTに入れるプロンプト

まず初めに、ざっくりとしたテーマを考えましょう。
入れるべきプロンプトは次をお使いください。

あなたはプロの小説家として演じてください。
短編小説を作ろうと考えています。
そこで、その小説で使うためのストーリーテーマを考えていただけませんでしょうか?
誰しもが感動する、壮大な物語を希望しています。
テーマは3つかんがえてください。

このプロンプトの意図としては

・ChatGPTに役割を与えている→プロの小説家
・こちらの意図を伝える→短編小説を作りたい、テーマを考えてほしい
・具体的な要望→壮大な感動物語、3つのテーマ

これを伝えているプロンプトになります。

ポイントは、具体的なプロンプトであることです。

さて、この結果はどうなったでしょうか?

「運命を超えた愛」
: このテーマは、2人の恋人が困難や運命的な障害を乗り越えて絆を深め、最終的には真実の愛を見つけ出す物語です。彼らは社会の差別や偏見、あるいは自身の過去からの苦しみを乗り越え、愛の力を証明します。物語は彼らの困難な道のりを描き、最終的には感動的な結末へと導きます。

「喪失からの希望」
: 主人公は大切な人を亡くし、深い喪失感と悲しみに苛まれます。しかし、時間が経つにつれて彼(または彼女)は新たな人生の意味と目的を見つけ、再び希望を抱くようになります。物語は喪失からの回復、再生、そして希望の復活という旅を描きます。

「時間を超えた友情」
: これは、幼少期からの友人が、人生の様々な困難を通じて互いを支え、結束を深める物語です。時間が経つにつれて彼らの道は違う方向に進みますが、友情の絆は続き、結果として心温まる結末へと導きます。

このような形で、3つのテーマを考えてもらえましたね。

物語のプロットを考えてもらう

次に、指定したテーマのプロットを考えてもらいましょう。
プロットとは、物語の筋書きや流れのようなものですね。

そこで次のようなプロンプトを作り、ChatGPTに入力します。

以下のテーマを基にしたプロットを考えてください。
テーマ
「運命を超えた愛」
: このテーマは、2人の恋人が困難や運命的な障害を乗り越えて絆を深め、最終的には真実の愛を見つけ出す物語です。彼らは社会の差別や偏見、あるいは自身の過去からの苦しみを乗り越え、愛の力を証明します。物語は彼らの困難な道のりを描き、最終的には感動的な結末へと導きます。

その結果がこちら。


運命の出会い: 貧しい漁師の娘・菜々美と裕福な商人の息子・一誠が偶然出会う。二人の間には明らかな社会的地位の差があるが、互いに強く惹かれ合う。

禁断の恋: 一誠と菜々美は、社会の差別や偏見にも関わらず、お互いに恋をしてしまう。二人は秘密の恋を育て、その感情は日に日に深まっていく。

隠された感情: 社会的な厳しさと、お互いの世界の違いからくる恐怖により、二人は自分たちの感情を抑え込み、隠していく。しかし、それでも愛は消えず、より一層深まっていく。

真実の告白: 最終的に、二人は自分たちの愛を告白する。愛の力を信じ、一緒に困難に立ち向かっていく決意を固める。

衝突: しかし、二人の愛は厳しい試練に遭遇する。一誠の父親は政略結婚を提案し、菜々美は彼女自身の過去からの挑戦に直面する。

絶望と希望: 二人はそれぞれの試練に直面し、絶望の淵を見つめる。しかし、愛と希望の力で、新たな道を見つけ、互いに勇気づけ合う。

立ち向かう勇気: 一誠は自分の運命に立ち向かう決意をし、菜々美もまた彼女自身の過去と向き合う。彼らは愛の力で困難に立ち向かう。

絆の深化: それぞれの試練を乗り越えたことで、二人の絆は深まり、真の愛が育まれる。

愛の勝利: 最終的に、社会や家族の壁を乗り越え、二人の愛は認められる。一誠の父は息子の決断を尊重し、菜々美の過去も受け入れる。この困難な試練を通じて、二人の愛は周囲からも認められ、彼らの絆はさらに強まる。

真実の愛、永遠の誓い: 最終章では、二人が永遠の愛を誓い、新たな生活へと一歩を踏み出す。二人が経験した困難や試練は、最終的に彼らを強くし、真実の愛を育む土壌となった。これが愛の力を最も美しく描き出す感動的な瞬間であり、二人が永遠の愛を誓う場面で幕を閉じる。

かなりしっかり考えてくれているのがわかります。
ざっと見て10章に分けることができますね。

章ごとに文章を考えてもらう

プロットを考えてもらったら、いよいよ中身を考えてもらいます。

やりかたはシンプルで、物語のテーマを尊重しつつ、プロットごとに関連性を持たせていきます。

色々と試行錯誤しましたが、こちらのプロンプトでとりあえず動くと思います。いまいちであれば修正してください。

あなたはプロの小説家を演じてください。

下記のルール、全体のテーマの下、第一章として「運命の出会い」を考えてください。

ルール:
・物語に厚みを持たせること
・前後の章に関連性を持たせること

全体のテーマ:
2人の恋人が困難や運命的な障害を乗り越えて絆を深め、最終的には真実の愛を見つけ出す物語です。彼らは社会の差別や偏見、あるいは自身の過去からの苦しみを乗り越え、愛の力を証明します。物語は彼らの困難な道のりを描き、最終的には感動的な結末へと導きます。

この結果、出力されたのがこちらですね。

<第1章: 運命の出会い>

夕焼けに染まる海辺で、菜々美は孤独な時間を過ごしていた。彼女の心には、何か特別な出来事が訪れる予感が漂っていた。

そんなある日、運命の歯車が回り始めた。海風が優しく吹き、波が菜々美の足元で穏やかに寄せる音が響く中、彼女の前に一人の若者が現れた。

それは裕福な商人の息子である一誠だった。彼の出現はまるで神話のようであり、彼女の心は一瞬で彼に惹かれた。二人の目が出会った瞬間、まるで運命の糸が絡まり合い、彼らを引き寄せているかのように思えた。

菜々美は一誠の眼差しに、彼女の内なる世界が映し出されているような感覚を覚えた。一誠もまた、彼女の純真な笑顔に救いを見出し、彼女の存在が彼の心を癒してくれるものだと感じた。

明らかな社会的地位の差異や壁が存在することを知りながらも、二人の心は引かれ合っていった。彼らの運命は、たとえ厳しい試練に直面しようとも、互いを強く想い合う力で結ばれていくのだった。

この運命的な出会いは、ただの偶然ではなく、まるで宇宙の摂理によって導かれたものと感じられた。彼らが出会った瞬間から、何か大きな物語が始まる予感が胸に広がっていく。

菜々美と一誠の出会いは、まさに二つの魂が交差する奇跡だった。彼らの物語がどのような困難な道のりを辿り、どのような結末に至るのか。それはまだ誰にも分からないが、愛と絆が彼らを導き、真実の愛を見つけ出す旅路が始まったのだ。

<第2章に続く>

これ以降は、つづきを...や第2章をおねがいします、といったプロンプトを入力することでどんどん出力されていきます。


また、ルールのところで何文字以上で書く、などのルールをいれてみてもよいでしょう。

これらをあとは合体させるだけで、一つの小説を作ることができます。


今回ご紹介した内容はシンプルなつくりの小説となりますので、より具体的に作られたい方は、これをベースとして色々といじってみるとよろしいかと思います。

また、こういった形でChatGPTで小説を作れるということは...

たとえば、AIに文章を書かせた本を、ホリエモンの名称で有名な堀江貴文氏が出版していたりします。
つまり、そういうこともできるってことですね^^

ここまで読んでいただきありがとうございました!

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