どうも、AI未来研究所です。
今回の記事ではChatGPTをバッティングセンター化する方法についてお話していきます。
さて、何がバッティングセンターなの?とお思いの方もたくさんいらっしゃると思います。
まずは次の話を読んでください。
みなさんは普段、面白いアイディアを出すとき、どういったやり方をされていますか?
散歩をする、寝る、トイレに籠る、お風呂に入るなど、いろいろな方法論がありますよね?とはいっても、そう簡単に出てくるものではありません。どうしたらいいでしょうか?
そんな時に使えるのがChatGPTなんです。
え?どういうことなの?と思われたことでしょう。
実はつい先日、筆者は下のプロンプトを開発しました。
ひとつ思考実験をしたいと思っています。
○○×○○というアイディア出しをしてほしいです。
この○○はすべてランダムな名詞にしていただき、2つのキーワードを組み合わせてほしいです。
出力形式は○○×○○、で箇条書きでお願いします。
例えば、タクシー×本、といった表記です。
これらをまず5つほど完全にランダムで出力してください。
開発しましたとは言いつつも、別段そこまで大したことがないプロンプトではありますが、よく見てほしいのは、このプロンプトの意図です。
このプロンプトは、完全なランダムをChatGPT吐き出させることで、その組み合わせを使って何か面白いアイディアに繋げようぜ!という試みなのですよ。意外と面白くないですか?
ということで、実際にこのプロンプトを使ってみた結果、次のような回答を引き出しました。
雲×チョコレート
猫×自転車
恐竜×ノートパソコン
海×コーヒー豆
お城×レコード
引き出された回答はランダム生成ということもあって、自身では思いつかなかったアイディアになりました。
ではこのランダム生成されたキーワードをどう使えばいいでしょうか?
これの使い方はとても簡単で、この2つの組み合わせの特徴を連想ゲームで考え出して、何か面白いものが生み出せないかを考えるだけです。
実際に連想ゲームをやってみました。
例えば、雲とチョコレートの組み合わせで何が考えられるでしょうか?
・雲型のチョコレートを販売したら面白そうじゃないか?
・雲は白いからホワイトチョコレートにしてみたらどうか?
・逆にチョコレートの形をした雲を空に浮かばせる絵を描くとか?
・茶色っぽい雲を表現してみたらどうか?
といった感じで、割とサクサクアイディアが出てきました。
これぐらいだったら、あなたにもできますよね?
もう一つ、例えば猫と自転車だったらどうでしょう?
・猫が自転車に乗って運転しているのとか面白そう
・上半身は猫、足は自転車の車輪でできてるキャラクターとか
・猫が一面にデザインされた、ラッピング自転車とか
ぱっと考えただけでも、例えば猫ラッピング自転車とか、なかなか面白いアイディアじゃないですか?猫好きの方にはたまらない一品になるかもしれませんよねこれ。
今回他にも3つの組み合わせを上げましたが、ここからはあなたが考えてみてください。
また、他の組み合わせを作ってみてもいいでしょう。
ChatGPTを使えば、いとも簡単にアイディアの種を見つけることができるのです。
ドンドンアイディアを作ってもらって(ボールを投げ込げる)、我々はそれに合わせてアイディアを考える(バットを振る)。
これはつまり、ChatGPTをバッティングセンターにすることに他なりません。
今まではボールを投げるのもバットを振るのも自分一人でやっていたものが、バットを振るだけにフォーカスできるようになるわけですから、とてつもない時短につながります。
バットは振れは振るほどうまくなりますが、ボールが飛んでこない状態は変わりません。
振るのはうまくても、打ち返せなければ点になりませんからね。
ChatGPTをバッティングセンター化してもらって、自身のアイディア脳を鍛えていこうじゃありませんか!
さてここで問題です。
今回は2つのキーワードを出力してもらうようなプロンプトにしました。では3つのキーワードを出力してもらうためにはどうしたらいいと思いますか?
ここまで読んでいただきありがとうございました!
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