メンタルゲームって何?

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コラム
先日はドライバーに関して投稿させて頂きました。
本日はどのショットが大事かではなく、ゴルフのラウンドを通して大事なメンタルゲームのお話しをさせて頂きます。
メンタルゲームの話しをしてしまうと、本が何冊も書けてしまうぐらい話すことが多く奥が深いのですが、今回はそんな簡単な様で難しい、シンプルな様で複雑なゴルフのメンタルゲームの一部分に関してお話ししたいと思います。

「ゴルフで一番大事な距離は耳と耳の間の6インチだ」と言われるぐらいゴルフとは頭を使うスポーツであります。考え方や向き合い方によってショットや調子などが左右され、スコアメイキングに大きな影響を与えます。
それでは、メンタルゲームのどの部分が一番大事なのでしょうか?
色々な答えがあり、どれも正解だとは思いますが、私はメンタルゲームで一番大事なのは「考えすぎない」ことだと思います。

ゴルフはスポーツの一種です。
数々のスポーツの中で共通していることは「考える時間が少ない」ことです。
野球ではバッターはピッチャーの速い直球や変化球に対応しないといけません。
バレーボールでは力強いスパイクをレシーブしないといけません。
全てスポーツにおいて考える時間は非常に少なく、一瞬の間に判断・反応・行動しないといけません。
それに対してゴルフは考える時間がたくさんあります。ティーショットで待っている最中、カートの中で次のショットに行っている最中、グリーン上で自分のパットの順番を待っている時、そして自分のショットのアドレスに入っている時などなど、ゴルフには考えられる状況と時間がたくさんあります。
そして人間は考える時間を与えられると必要以上に考えてしまいます。
どうしてスライスが出たんだろう、クラブの選択間違えただろうか?、この風はフォロー?それともアゲンスト?、もうちょっとインサイドアウトに打つべきなのか?などなど色々と余計なことを考えてしまいます。
そんな中、余計なことを考え過ぎずに目の前の一打を打つのに必要な情報だけを抱えながら目の前の一打と向き合って行くと言うのがメンタルゲームの中で一番大事だと私は思います。

例えばですが、120ヤードからの2打目を打つ前に必要な情報は:ライ・風・ピン位置・ショットの種類(フェード、ドロー、低い、高いなど)・クラブ選択などです。
それ以上の情報は不必要であり、ノイズとなってしまいます。
その上記以上の情報を思いついてしまう・収集してしまったとしても目の前の一打では使用しない情報として除外します。
あとは自分が練習してきたスイングと感覚を信じて目標であるピンに向かって結果を恐れずにクラブを振るだけです。
結果が良いショットでも悪いショットでも次のショットで同じことを必ず繰り返して下さい。
その気持ちとマインドセットで各ショットに挑めば必ずショットの質が安定して全体的なスコアも安定してきます。
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