独りよがりで集客力がないホームページを救いたい!

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ビジネス・マーケティング
こんにちは。
ym design markethingのyoshiです。

今日の記事もHP制作前の心構えといいますか、依頼者様のほうで最低限もっていなければならない感覚をお伝えいたします。

この感覚がなければ、HP集客は非効率になってしまいますし、逆にこの感覚さえあれば、HPに限らず広告だろうが、SNSだろうが、LPだろうが、どの媒体においても集客効果を最大限に高めることができます。

ですので、ぜひ最後まで読んでいただければ幸いです。

それでは早速ですが、その感覚というのは、『ベネフィット』ことです。
直訳すると利益・恩恵・便益という意味ですが、Webマーケティング(Webライティング)の業界では、『お客様の理想の未来』と説明されることが多いです。

この『お客様の理想の未来』をしっかり説明できれば、ベネフィット感覚は持ち合わせているのでこのままHPのご依頼を進めていただいて構いませんが、言葉に詰まったり、長時間考えなければ説明できないのであれば、ベネフィット感覚は身についていない可能性が高いです。

ですので、一度立ち止まってベネフィットを深く理解してみませんか?

ベネフィットの具体的に説明に入る前に、この記事を書こうと思ったきっかけである、Webマーケティングの界隈で有名な小玉歩さん(『クビでも年収一億円』の著者)の動画をみていただきたいんです。
小玉さんとコンサル生の方のやり取りを公開した動画です。
いかがでしたか?

このコンサル生の方は言葉づかい丁寧ですごく素敵な印象ですが、ベネフィット感覚は欠落しているように思えます。
(私も以前はこの方とまったく同じ状態でした...)

動画をみてコンサル生の方の発言に違和感を覚えなかったという方は、おそらく、同じようにベネフィット感覚が欠落しています。

商品やサービスというのは、『理想の未来』へ行く過程で障害を取り除くツールでしかなく、そこばかり説明してもお客様の心は動きません。

HPでお客様の心を動かしたければ、お客様が『理想の未来』を目指すきっかけになった動機や感情を代弁してあげことが必要です。

例えば、

・お客様はなぜ毛穴を解決したいの?
・お客様が毛穴を気にしだしたきっかけは?

このあたりを突き詰めて言語化する必要があるのですが、ベネフィット感覚を持ち合わせていないと、なかなか答えられないんです。

答えられないということは、お客様に寄り添えないないし、無数にいるライバルの中から選ばれないということです。

つまりどんなにWebの媒体で発信を続けようが、集客効果は低いままです。
ですので、そこから脱却するためにも、ベネフィット感覚は絶対に必要です。

では肝心の『どうやったらベネフィット感覚は身につくのか?』についてですが、これは訓練のやり方が存在します。

私もこの訓練を経て少しずつベネフィット感覚をみにつけてきました。
少々面倒くさいですが、効果は絶大でした。

媒体問わず、私の投稿に対する食いつきが以前とはまるで違うのです。
明らかに反応がよくなっていて、サービスの問い合わせに繋がっていることを実感できるようになりました。

その訓練方法とは、お悩みサイトからターゲットのお悩みを抽出する方法です。


例えば、yahoo知恵袋にて『毛穴』と検索すると、毛穴に関する相談スレッドがたくさんヒットします。

その中から前述した「お客様はなぜ毛穴を解決したいの?」「お客様が毛穴を気にしだしたきっかけは?」という視点で見ていくのです。

そのほかにも、「恥ずかしい...」「悲しい...」などの感情ワードや、「加齢とともに...」「朝鏡をみると...」というような状況キーワードや「子供の頃から肌...」「昔好きだった人に指摘されて...」といったエピソードを拾っていきメモします。

すべてのスレッドを見終えるころには、お客様(ターゲット)の悩みへの理解がグーンと増している感覚を覚えるはずです。

yahoo知恵袋以外にも、Amazonの毛穴関連商品のレビューをみる方法があります。やり方はyahoo知恵袋と一緒です。


実際に私が抽出したワードや文章が下記の通りです。

感情ワード
「鼻やその周りの毛穴が目立って悩んでいます」
「毛穴やオイリー肌は目立つと恥ずかしいですよね。」
「鼻や頬の毛穴が気になり、なんとかならないかと悶々」
「毛穴の開きがコンプレックス」
「やりすぎるとどんな弊害がありますか?」

状況キーワード
「お風呂直後は綺麗ですが、すぐ戻る」
「午後には毛穴が開いて汚れています」
「化粧で誤魔化したくありません」
「一日に夜合わせて3回洗顔もお肌に悪いですよね…」
「毛穴パックの後アフターケアをしないと毛穴がどんどん広がっていきます」

エピソード(ストーリー)
「今まで肌に無頓着」
「来年で30歳になる女です。学生の頃からオイリー肌でニキビがひどく、社会人になってからはニキビは落ち着きましたがクレーターとゴワゴワしたみかん肌、毛穴が気になる肌でした。年齢が三十路に差し掛かったあたりから、上記に加えて肌のくすみとシミも気になるようになってきました。」

いかがでしょうか?
毛穴で悩んでいる人がどんな状況で、どんな感情になっているかが少しはイメージできませんか?

私がたった20分間、リサーチしただけでもこれだけの抽出ができました。
これひたすら続けるんです。

そうすると、意外な『お客様の悩み』も発見でき、そこをコンセプトにした情報発信をしていくと、驚くほどに反応がよくなったりします。

また、HPやLPの冒頭で『こんなお悩みありませんか?』の章をよく見かけたことがあると思いますが、そこにリサーチで拾った文章をそのまま入れるだけでも、刺さりやすくなります。

HPやLPに限らず、SNSやブログで発信するときも一緒です。

つまりお客様の悩みを知ることは発信の土台なんです。
もっというと商品作りの土台です。
発信はあくまでも最終フェーズでして、本来は商品作りの段階でリサーチすべきです。

しかし、リサーチにあまり時間をかけずに、すでに商品を作ってしまった方もたくさんいらっしゃると思います。

そんな方はせめて、商品の特徴とお客様の悩みがよりマッチするポイントを必死で探して、言語化してみてください。

以上、集客力のない独りよがりなホームページになってしまったなぁ... 
って感じている方は、ベネフィットのリサーチから始めてみてはいかがでしょうか。

最後まで読んでいただきありがとうございました。
ym design markethingのLP制作サービスでは、集客の相談にものっていますので、下記リンクからご気軽にお問い合わせください。

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