第11回SBCラジオCMコピコン受賞作を分析するぜ!②

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女性 もしもし?もう着いたよ。
   今ね、ボロボロの看板の前。
   うん、来たらすぐ分かると思うよ、
   ぼろっぼろだから。
男性1 社長・・・
男性2 ああ、看板、変えよう。
NA 会社やお店の看板なら、シナノスクリーン工芸にお任せ下さい!


毎年SBCに協賛されているシナノスクリーン工芸さんの準グランプリ作品。
看板がボロボロで待ち合わせ場所にされるというラジオCMなら作り尽したのですが、電話の会話で看板がボロボロであることを想像されているのが一工夫。
審査員長の澤本さんが「悪気なく見たままを電話する女性とそのそばに男二人が立ちつくす姿、そしてボロボロの看板が容易に想像できる。」と公表されているのですが、「画が浮かぶ」ラジオCMは強いという事でしょう。
ラジオCMは音だけの作品、だけど聴いている人の頭に「画が浮かぶ」ように作れるようになりたいです。
その他、「画が浮かぶ」ラジオCM作品がこちら

妻:回覧板、お隣さんに渡してくるね。
夫:はーい。
SE:ガラガラ(玄関を開けて外に出る音)
SE:タッタッタッ(歩く音)
妻:え?お隣さんの家、なくなってる!
NA:迅速に、静かに、解体します。
   解体工事はナカムラ。
(KNBラジオCMコンテスト2023最優秀賞)

隣に行ったら家がなくなってる驚いているという「画が浮かび」ますよね。

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