コミュニケーションアドバイザーの ひろいあしと です。
マインドリーディングでは、相手の心理が態度や表情で読み取れるという
ことをお伝えしてきましたが、『その逆もあるのではないか』ということ
を今回はお話しようと思います。
私たちは辛い事や悲しい事、苦しい事があった時、その表情を無意識に作
ります。
これは、感情が表情に出ているってことですよね。
つまり「感情」→「身体」となっているワケですが、その逆の・・・
「わざと苦しい表情を作ると感情はどうなるか?」
勘の良いひとは、もうお分かりですよね!
そうです・・・とてもヒドい気分になります!
表情が感情に影響を与えるのか実験した研究者もいて、感情と表情の
関係性は一方通行ではないということが証明されているそうです。
感情が姿勢や動作に現れるのと同様に身体の動きや姿勢が、思考や感情
に影響するということです。
新年度が始まり環境の変化や、季節の変わり目で気温差や自然のエネル
ギーの高まりなど心身に与える影響が大きい時期です。
人によっては、この変化についていけず体調不良を起こしやすく、気持
ちが滅入り、深く沈みこんで何をやってもうまくいかず「うつ」な状態
に陥りやすくなってしまいます。5月頃にはピークになるはずです。
こんな時は姿勢が悪くなり、笑うことも出来ず呼吸も浅くなっています
TVを観ても楽しめることもなく、まわりの人が気を遣って励ましてくれ
ても、それも負担でなおさら落ち込むといった悪循環になりかねません
では、この状態を改善するには「身体」→「感情」にしてしまえばいい
んです。
「それは、分かったけど無理に笑えないよ!」
『そんなときはこれを試してみてはいかがでしょうか?』
こんな検証実験がありました。
2つのグループに分けてアニメをみてもらう実験です。
A.笑うときに口角が上がるように上下の歯で割り箸を挟んでもらう
B。笑えないよう唇で割り箸を挟んでもらう
すると、Aのグループのほうが格段にアニメが面白いと感じたそうです。
心が沈んで笑えない時、強制的に「口角」をあげて表情を明るくすれば
感情がそれに近づいてくるはずです。
是非、お試しあれ!
by ひろいあしと
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