英語のウェブサイトで使うべきではない単語とフレーズ

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英語のウェブサイトを作成したものの訪問者が増えずに困っていませんか?
訪問者数は増えても売り上げにつながらずに悩んでいませんか?

英語ウェブサイトからの売り上げが伸びない理由の大きな原因は使用している語彙です。
ウェブサイトを作成するときには使用する語彙に気をつけなければいけません。
検索エンジンで上位に表示され、かつ売り上げを伸ばすためには訪問者を説得させ、行動にまでつなげる語彙を選択する必要があるのです。

今回の記事では英語でホームページを作るときに使うべきではない単語を紹介します。
この記事を読んで英語のホームページを作成するさいに参考にしてみてください。贅肉がそぎ落とされ、すっきりとしまったホームページになることでしょう。

根拠を示しにくい企業や商品を称賛する形容詞

根拠を示しにくい企業や商品を称賛する形容詞を使うことは避けましょう。
たとえば、innovative、creativeという言葉です。

あらゆる企業や商品にinnovative、creativeという単語が使われますが、どこがどのようにinnovativeであるのか、creativeであるのかを示さない限り、何も伝えていないことと同じです。

そもそも扱っている商品が本当にinnovative、creativeであるかどうかを証明することは難しいのが現実です。
ほかにも、根拠を示しにくい以下の形容詞の使用も控えるようにしましょう。

使うべきでない単語 意味
Committed 献身的な
Dependable 頼りになる、信頼できる
Professional 専門的な、プロ級の
Quality 質の高い、品質の良い

根拠を示すことができるにもかかわらず示していない単語の使用

根拠を示すことができるにもかかわらず、示していない単語の利用は控えましょう。
たとえば、Award winning、Certified、Experienced、World classなどです。

これらの単語は必ず、以下のようにそれを証明する事実と一緒に提示してください。
Award-winning
・ Received World Design Award 2022
・ OO Best Seller 2022 など
Certified
・ Rainforest Alliance Certified
・ ISO Certified
Experienced
・ Established in 1950.
・ Received 100 orders for public works annually since 2000.
World Class
・ Used in Toyota-produced cars.
・ Adopted by Amazon.
・ Adopted by Microsoft.

もしも、証明する事実がないのであれば、これらの単語は使わないでください。証明する事実がなくこれらの単語を使えば訪問者に「はったり」という印象を与えてしまい、かえって印象を悪くしてしまいます。
根拠を示さずに実績があるかのような単語を使うことは控えましょう。

訪問者を不快にさせる可能性がある単語

訪問者を不快にさせる可能性が少しでもある単語の使用も控えましょう。
たとえば、dynamic、friendlyなどです。
これらの単語は人によって受け止め方がプラスになることもあれば、マイナスの印象を与えることもあります。

たとえば、dynamicは「活力ある、力強い」という意味ですが、人によっては「そんな勢い私はいりません。冷静に落ち着いた企業と私は仕事をしたいんです」と思う方もいるでしょう。
Friendlyも同じ理由で使用を控えるべきです。
少しでも訪問者を不快にさせる可能性がある単語の使用は控えるようにしましょう。

企業の姿勢として当たり前の記載

企業として活動しているのであれば、すべての企業が当たり前のようにやっていることを記載するのはやめましょう。
たとえば、results oriented、work with honesty、superior customer serviceなどです。

Results orientedとは「結果を出すために頑張ります」という意味ですが、企業として受注したのであれば、クライアントが求める結果を出すことに注力することは当たり前です。
Work with honesty(誠実に仕事をします)、superior customer service(最高のカスタマーサービスを提供します)なども同じ理由です。
これらをあえて言わなければいけない企業は逆に信頼しない方が良いでしょう。

商品やサービスの売り上げを意識しすぎた表現

商品やサービスの売り上げを意識しすぎた表現には気をつけてください。
売り上げを伸ばすのではなく、企業の評価を落としてしまう可能性があります。

たとえばmyriad solutions、cheapなどです。
Myriad solutionsとは「無数のソリューションを提供します」という意味ですが、裏を返せば「強みがないのでなんでも挑戦します」と理解されます。
さらに「なんでもやります」=「なにもできません」と解釈される可能性もあります。

Cheap(安い)という表現も使われがちですがcheapには安いという意味だけではなく、品質が悪いという意味もあります。
たとえば「安い製品」という意味でcheap productと表現したつもりでも「質の低い製品」という印象を与えてしまいます。

「安くてお得な製品」という表現をしたいときはaffordableなど、違う言葉をつかいましょう。
商品やサービスの売り上げを意識した単語や表現は企業や商品の印象を下げてしまう可能性があります。
十分に気をつけて使用するように心がけてください。

まとめ

今回は英語のウェブサイトで使うべきではない単語やフレーズを紹介しました。
・ 根拠を示しにくい企業や商品を称賛する形容詞
・ 根拠を示すことができるにもかかわらず示していない単語の使用
・ 訪問者を不快にさせる可能性がある単語
・ 企業の姿勢として当たり前の記載
今回紹介した単語や表現以外にもウェブサイトで使うべきではない英単語やフレーズがあります。

詳細を知りたいときは”words to avoid on website”などと検索してみてください。英語のホームページをいくつかみつけることができますが、リストされている単語だけでも確認しておくと役に立つでしょう。


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