コピーライティングを学習していると、一度くらいは
「人は感情でモノを買って、理性で正当化する」ってお話を聞いたことありませんか?
あなたに、その今、手に持っているスマートフォンを買った時のことを思い出してみてほしいんですが、
さまざまな機種、メーカーがある中から、
今使っているそのスマホを選んだ時、
「これカッコいいな、欲しいな。」とか、
「これデザインがいいな、欲しいな。」とか、
「予算的にはこれとこれだけど、ちょっと予算オーバーするけど、こっちのほうが良さそうだよな。」とか考えて、
結果的に一番「欲しい」と感じたスマホを選んでませんか?
そして、「いいのがこれしかなかったから。」とか、
「中で一番欲しい機能がついていたから。」とか、
「他のは気に入るいい色がなかったから。」とかなんとか、
なんやかんや理由をつけて、
後で「買った理由」を論理的に正当化しませんでしたか?
人は、物を買うとき、理性ではなく、感情で判断して買っているんです。
「欲しい」と感じてしまったものを買ってしまうんです。
では、なんで「欲しい」って感じたんでしょうか?
それは、その商品を買えば、あなたの欲求が満足できると感じたから。
つまり、買った商品にベネフィットがあったからなんです。
ベネフィットとは、直訳で「利益」、ライティング的には、
「商品やサービスを買うことによって得られるポジティブな変化や結果のこと」で、
お客さんが満たしたい欲求をベネフィットとして商品が持っていれば、
お客さんはその商品を買います。
お客さんが商品を選んだ理由が
「カッコよさ」だったり、
「機能の高さ」だったり、
「大きさ」だったり、
「色」だったりしても
結局は、自分の欲求を満足できそうなベネフィットを感じたから「欲しい」と思って買ったんです。
もし、あなたが売りたい商品やサービスがあるのなら、
お客さんに商品のベネフィットを伝えましょう。
訴求したベネフィットがお客さんの欲求と合致すれば
おのずと成果に結びつくはずです。
ぜひ、試してみてください。有難うございました。
この記事が面白いと思った方は是非「♡お気に入り」に登録してください。