小学校高学年のほんの一時期、体育の授業のときだけ来る先生がいました。
見た目はむさくるしいオジサンで、身なりもなんだか薄汚れてだらしなくて(記憶が間違っていたら先生、ごめんなさい(≧▽≦)冴えない感じ。
でも、この先生、すごかったんです。
跳び箱が跳べない私に、走り出す前から「おまえは跳べる!いける!」と力強く言う先生。
私は「いやいや、跳べんやろ。無理やろ、あんなの」と思いながら、しぶしぶ跳び箱に向かって走り出しました。
走っている最中も、先生は大きな声で「跳べるぞ!跳べる!!」と叫んでいます。
そしていざ踏み切る瞬間、先生は前のめりになって、唾をまき散らす勢いで一層バカでかい声で「行けええええええっ!!!跳べたーーーーーー!!!」。
すると、どうでしょう。
魔法のようにふわっと体が軽くなって、本当に跳べたのです。
それも、余裕で跳べたのを覚えています。
不思議ですよね。
そんなことをふと思い出しながら、「身近にこんな風に言ってくれる人がいると、何でもできそうだな」と思いました。
そこで私は、自分で自分に「跳べるぞ!いけるぞ!」みたいなセリフを、口に出して言うことにしました。
心の中で言うだけじゃなくて、実際に口に出すのがポイント。
今までやってなかったことを試してみるのです👍
では皆さん、今日も良い一日をお過ごしくださいね☆彡