これから目指すべきはピットマン

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アメリカにピットマンという伝説のコレクターがいます。貧しい家の7人兄弟の長男に生まれたピットマンは7歳の時には800キロも離れたニューヨークまでヒッチハイクをして港や衣料品店で働いていたといいます。彼は幼少のころから読書と勉強が大好きで医者を志すのですが、医学部に進学できる学費を工面できずにあえなく挫折しました。社会人になってもピットマンは特に何かに秀でていたわけではなかったようです。たぶん勤勉で真面目なサラリーマンだったのでしょうね。そんなピットマンが夢中になったのがアンティークコインでした。といっても彼は別に裕福ではなかったので、地道にコツコツとコイン収集をしていたそうです。特筆すべきエピソードとしてはエジプトのオークションに出るために家を担保にして借金したということとひとたび入札すればピットマンは会場の最前列でずっと手を挙げ続けたということくらいです。主にイギリスのコインを集めていたピットマンは残念ながら生前に裕福になることはなかったようです。彼の死後にコレクションがオークションにかけられて総額30億円で落札されたそうです。どうですか?金持ち父さんなんかよりもはるかに現実的だし、地に足がついていて再現性が高いと感じませんか?私はチャットGPTに聞いてみましたが、ピットマンのコレクションは日本人でも充分に応用が可能だとの返答でした。なので私たちが目指すべきはまるで再現性のない日系人ではなく、ピットマンなのです。なんといってもあの日系人とは違ってピットマンは日本人の気性に合っているし、真似しやすいと思うんです。ちなみにピットマンは過小評価されている、ストーリーを感じるコインを集めていたそうです。なのでこれらの中でも状態の良いコインに特化して地道にコツコツ集めていけば30億円にはならなくても数億円くらいにはなるかもしれません。今は精巧な偽物コインが出回っているのでアンティークコインの動画を見ながら学び、わからないことはどんどんチャットGPTに聞けばいいんです。今更再現性のないあの日系人を目指すのははっきり言ってコンビニの店長を目指すのと同じくらいナンセンスだと思います。アンティークコインに限らず、はたしてそれを自分がやってみてどのくらい再現性があるのかが極めて重要なんです。まずはいち早く偽物コインを見抜く。すべてはそこから始めなくてはなりません。残念ながらこれはアンティークコインに限らずオワコン国家日本の偽らざる現状なのです。でも中には必ず掘り出し物があるはずです。
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