こどもの指しゃぶり、ブランケット症候群を入園前にやめさせたい!そんな悩みの対策法

記事
コラム
こどもの指しゃぶりやブランケット症候群、保育園、幼稚園入園前に卒業できないかな?

そんな悩みございませんか?

こどもの指しゃぶりやブランケット症候群、誰かに迷惑をかけるわけではないし、悪いことでもない。
でもブランケットはどこにでも持っていけるわけではないし、できることならば入園前に自然に本人に負担のないように卒業させたい!そんな悩みへの対策法をご紹介します。

こどもの指しゃぶりやブランケット症候群、悪いことではないとわかりつつも、歯並びに影響があるのではないかと不安になったり、できれば入園前に卒業させることができれば、こども自身にも新生活にストレスがかからなくて理想ですよね。

実は指しゃぶりやブランケット症候群の原因は脳の低覚醒によって起こっていることが多いんです。


こどもの脳は特に退屈な状態が苦手。眠い時や、退屈な状態で脳になんにも刺激がない状態を嫌い、指しゃぶりやブランケットを持つことで自己刺激を与えてい気持ちを落ち着かせている状態なんです。


そうやって、こどもなりに自分で気持ちを落ち着かせているので、もちろん悪いことではないんです。

うちの娘も赤ちゃんの頃からお気に入りの小さなブランケットがあって、それをいつでもどこへでも持っていて、ブランケットを持ちながらずっと指しゃぶりをしていました。

汚れるから替えのために同じブランケットを3枚購入したぐらいです。
取り上げると不安になって癇癪を起こすぐらいでした。


一番困ったのは空港でのセキュリティチェックで「ブランケットはトレーに乗せて機械に通してくれ」と言われた時。
その時は無理矢理はがして機械に通したけど、泣いてパニックを起こす娘を必死になだめながら、早く出てこい!という願いで待つも、出てくるのがまあ遅いこと。あの時の私はひとり汗だくでした。

入園とともにいきなりやめさせるのは本人にとっても一番のストレス。なるべく入園前から自然にやめていける対策が必要


指しゃぶりも、ブランケット症候群も悪いことではないですが、入園などの新しい環境に入っていくなかで、どこまで周囲に理解や合理的配慮があるかもわからないですし、なによりもいきなり入園と共にやめさせると、本人にとっては今までに好きな時にすきなだけできていたことが、いきなり制限されたり、なくなったりすることで不安やストレスの原因にもなりかねません


なるべく入園前から何かしらの対策があると本人にとって負担が少なく自然にやめていけるのが理想的ではないですか?

うちは実は、ある日突然、入園前に、指しゃぶりもブランケット症候群も同時にたった一日で卒業できたのです!

突然とは言いましたが、たった一日で卒業できた理由はきっと、私がその前から自然に指しゃぶりやブランケット症候群をやめれるような環境づくりができていたから。
環境要因が整っていたからだとおもいます。

まず一つ目の大きな要因は娘に安心感を与える!これが一番大切なんです!


娘がプリスクールに入る1ヶ月前までの私は、とても厳しく、こうあるべきだという、自分よがりな子育てを娘に押し付けていました。

でもそれが間違いだと気づき、怒るのをやめ、ありのままの娘を120%受け止め、娘の全ての言動に共感をするようにしました。

そうすることで、今まではブランケットや指しゃぶりが、娘の安心材料であったのが、ママの笑顔や声かけ、ママの膝の上、抱っこなどが安心材料へと自然にシフトできたのだと思います。

もう一つの要因は、なるべく二人でなにかワクワクするような事を一緒に共有するような時間を増やしたこと。要するに退屈をなくすこと。こどもは外で楽しく夢中になって遊んでいるときは指しゃぶりしませんよね?
毎日同じことでもいいのでとにかくこどもの好きなものを好きなだけ一緒になってとことん楽しみました。

そうするとある日、いつものようにご飯中もブランケットを持ちながら食べていた娘に、
「ブランケットを持ちながら食べてたら食べにくくない?ブランケットはご飯食べてからまた持ったらいいから一旦ママに預けてみる?汚れるのいつも嫌だったよね?」というと、すんなり泣かずに預けてくれ、その後も夜寝る前まではブランケットを要求してきませんでした。

次の日も朝起きた時に「ブランケットはベッドにおいておこうか?またお昼寝と休憩したいときに取りにこようね」というとすんなり聞いてくれたのです。
そして気づいたことは、娘の場合、ブランケットがなければ指しゃぶりを一切しないこと。

こうして一切泣くこともなく、3日目には寝る時ですらあのお気に入りだったブランケットが必要なくなったのです。


指しゃぶりやブランケットはこどもにとっては、赤ちゃん時代にお母さんのおっぱいを飲んでお母さんに抱っこされていた時の安心感を自分でつくりだし、脳の低覚醒状態に刺激を与えている状況なので、まずは指しゃぶりやブランケットのかわりになるような安心材料を作ってあげること。そしてこどもの脳を退屈させないこと。そして昼間に眠くならないように、生活のサイクルを整えてあげること。そういった環境要因が整うことで、うちのようにある日突然ピッタリとやめれる可能性が高くなります。

入園前にやめさせたいというかたは是非参考にしてみてください😊✨



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