こんばんは!
今日もオススメの本を紹介します♪
『落日』湊かなえさんの作品です。
主人公は2人。
映画監督と、脚本家。
視点が交互に変わりながら、それぞれの過去と現在を行き来します。
メインのお話は、地方で起きたある事件について。
監督はこの事件を題材に、映画を撮りたいと思い、脚本家に『脚本を書いてくれないか』と依頼するが…
監督は、積極的に事件を追っていく。
脚本家は、事件を調べるのに消極的なまま。
監督と脚本家。それぞれ辛い境遇の幼少期でした。
それは躾なのか虐待なのか、、、
不安なまま読み進めてましたが、中盤まできても着地点がわからず、
事件やら思い出やら、色々とっ散らかったまま(泣)
でもギリギリのとこで全部キレイに繋がった!!
『リアルに追いつき、想像力で追い越す』
誰かがあなたのことを想っている、そういう見えない気持ちを文字にすると『落日』になるんだなぁ、と思いました。
ページ数がちょっと多いですが、すぐに物語に惹き込まれたので全く気になりませんでした。
よかったら是非、読んでみてください♪
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。