「自分に自信がない」と感じる裏側には、
別の核となっている想いが原因となっていることがあります。
そこに気が付かないで自分を責めていると、
お手軽に得られるものや、リスクなしの結果だけを求めるようになってしまいますし、
逆に自信がないことを見抜かれないように気を張っていると、
人としての謙虚さを忘れてしまうようになり、
「同じことをしている人たちよりも、すごいと思われたい!」
「私だけ周りとは違う、特別な目で見てほしい!」
とアゴが上がった生き方になってしまい、
かえって周りはシラけてしまい、別の意味で残念な特別な人と認識されてしまいます。
それは何故かと言いますと、相手からエネルギーを搾取する目的になってしまっているので、そのエネルギーが込められたものを手にしても、目にしても、
相手の心に感動を与えるのが難しいことは、想像できるかと思います。
自信がないから、特別な何かになろうとする衝動は起きやすいのですが、
自信がないのではなく、実は人を疑っている、世間を疑っている、その疑いの心が動機となっていることも多いです。
ではその疑いの心を、もっと深堀りしていくと...
「愛されたい」
これまで鑑定をさせていただいてきた数々の経験も含めますと、
ここに辿り着くことがほとんどです。
自信がない...という気持ちもそうですが、
注目されることや目立ってしまうことへの強い抵抗感も、
実は「愛されたい!」という心の叫びからの反応とつながるんです。
真逆のようで不思議ですね。
「愛されたい」から。
その動機を素直に認めることができますと、
癒すべきポイントにピントが合うので、
これまでと違った意識の使い方ができるようになります。
自分も特別だけど、相手も同じく特別な存在ということが自然と感じられるようになりますし、その心が自然となると同時に、独自の才能も気持ち良いエネルギーで、相手の心に届きだします。
自分も含めそうですが、
特別な何か、特別な存在になろうとする衝動には、
際限なくなる前に、気を付ける必要がありますね。