由紀子の心理分析⑦白黒はっきりさせない、グレーな考えについて!

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学び
往診ナース由紀子です♪
本日はグレーの考えについて!
グレーの考えは、とっても生きやすい価値観です♪


何を隠そうわたしも20代のころは、「白黒はっきりささんかい!」
という極端思考に囚われておりました(;´Д`A ```

全か無か、0か100か、グレーなんて甘えた人間がすることじゃー!
と思っておりました!!

そりゃ、毒親育ちで、失敗は許されない、自分をあるがままに認めてもらったことなんてなかったので、その思考回路になってもしょうがなかったですね。

当時、グレー思考の友達を見ては、気が合わへんなーと感じていました。
なんでも「いいやん。いいやん。」と言ってるように見えて、偽善者のような、八方美人に見えたんですね。

これが好き、これが嫌い!これはダメ、こっちのみオッケー!みたいな、はっきりしていることが分かりやすくて、良いことと思っていたんですよね。

しかし、子育てをして、本を読んで心理分析の勉強が進む中で、極端思考には限界があると気づきました。

全か無か、どっちか選ばなくてなならない思考は、とても主観が強い考え方なのですね。
白か黒しか選択肢がないというのは、とても視野が狭いと思いますし、決めつけていて、一方的な価値観です。
そこに相手の気持ちが入る余地がないのです(;^_^A

人は社会的な生き物で、一人暮らしをしてたって、一人で何でもやってきたように見えても、ホントのホントに一人ぼっちの人はいません。

職場や学校など、どこか、なにかしら所属する場所があり、つながっている先に仲間がいます。(仲間と思っていなくとも、人がいます。)

物事を決めるとき、進めるとき、必ず自分以外の人が関わってくることは多いと思います。
その時に、持ち前の白か黒かはっきりさせたい自分の主観を押し通すと、周囲はとっても気を使いますし、若干引いてみられる関係性になると思いますね。

世の中には白か黒だけでなく、実はピンクや黄色もあるけど、ただ自分と関わらないから知らないだけなのかもしれません。

その点グレーにしておくと、白でもなく黒でもない。まあ、それでもいいんじゃない?みたいであいまい。
でもこれは、決して甘えてどっちでもよいと言ってるのではなく、私もあなたもそれでいいんじゃない(*'ω'*)
オールオッケーの価値観に近いと思っています。

今まで白か黒かはっきりさせてきた人間が、いきなり、どっちも正解なんですよ!!と言われたら、戸惑いますよね(笑)

戸惑いますが、確かに自分の考えが譲れなのと同時に、相手にだって譲れない思いがあるかも知れない。
お互い様なんですよってことに気が付くことができればラッキーです(*^-^*)

自分と価値観が合わない人間は、すべて切り捨てればよいという思考へ至る危険性もありますが、
さいわい私はそこまで自分の極端思考を貫かず、まんまとグレーの考えを採用しました(笑)

この、白黒思考の究極バージョン、合わない価値観の人は切り捨てろ戦法!
往診ナースとして、患者さんの最期に関わらせていただくことが多い日々思うのは、切り捨ててきた人の終末期はホントに寂しんですよ(´;ω;`)ウッ…

友人も、家族もいない中で、社会サービスの人間だけが周囲にいる。
もちろん、ケアマネさん、往診ナース、訪看にヘルパーさんも関わって、そこでやっと人とのつながりで得られるぬくもりを感じられる人は幸いです。

ところが、最期の最期まではねつける人もおられます。
よっぽど人間不信感が強いんでしょう。
そういう方はやりにくい患者さんで、みんなに敬遠されてしまって、嫌われながら亡くなってゆく。
のちのち誰にも良い思い出として語ってもらえないって、ホントに寂しいことだなーと思うのです。

人のふり見てわがふり直せです!
由紀子は、自分も周囲の人の価値観も大切に、心温まる関係性を重視して
今日も、グレーの考えで生きて行こうと思います!!
是非とも、極端思考はほどほどにいたしましょうね(*'ω'*)

ご質問などありましたら、遠慮なくメッセージでお答えします♪



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