往診ナース由紀子です♪
今回のお題は謝れない人です!
いますね、謝らない人(;^_^A
さて、どんな心理なんでしょう?
やっぱり、子どもの姿から見てみる方がよーくわかりますよ。
いっつもいたずらして悪いことをしても謝れない子います( ノД`)シクシク…
なぜ謝らないの??
普段からありのまま認められていない子は、
承認欲求が強くなっていて、みて欲しい!気付いてほしい!
そんな思いからいたずらするんですが、
いつも責められたり、叱られることが多い子は自己肯定感が低いです。
誰かに謝ってさらに自己肯定感が低くなることが、身を削られるような不安感を伴うので、謝ることができません。
謝ったら、なけなしの自己肯定感が損なわれるので、そんな恐ろしいことはできないんです。
じゃあ、悪いことをしなければいいのに(;^_^A
いやいや!悪いことをしてでも気をひかないと、誰も自分のことを気にかけてくれないから
ここに大きなジレンマがあると思います。悪循環にも陥りますね。
お母さんでなくても周りの大人が、しっかり見てやって、いたずらしなくても見てるよって向き合ってやる必要があります(>_<)
一緒に楽しいことをしたり、話を聞いてもらって、初めて人に注目されるためにいたずらをしないで済むのです。謝る必要もなくなります。
本当に悪いことをしたと思ったら、普段から認めてもらっている子は素直に謝ることができます。
謝っても自分の価値は下がらないからです。
さあ、謝れない子が大人になったら、こんなに簡単に解決しませんよ。
大人になっちまったけど、謝るのが苦手な人はどうしたらよい??
まず、自分が謝るのが苦手なことをありのまま認めることです。
なぜ謝ることが苦手なのか、自己肯定感が深くかかわっていることに気付いてから、少しずつ物事の捉え方を修正していくことが必要です。
職場で失敗をしたとき、部下にすぐ謝っていては、自分の沽券に関わるし、なめられるとの思いが強いかも知れません。
でも、ちょっと上から俯瞰してみましょ。
自分ではミスを隠しおおせたと思っているかもしれませんが、たいていみんなにバレています。
そんな時に、素直に認めもせず謝りもしない人のことを尊敬する人はいるでしょうか?
素直にさらけだし、気持ちよく認めて、みんなも気を付けようぜって声に出してくれる人のもとで、一緒に頑張りたいと思いますよね(*^-^*)
自分の傾向性に気が付いた方は、頑張って謝れるように認知行動療法したら良いですね(笑)
逆に気が付かない人と接するにはどうしたらよいか??
まずは、自分が謝れないことに気が付かないほど、自己肯定感が低い人なんだと認識しましょう。
もしかしたら、ホントにつらい虐待を受けてこられた方かも知れません。
そこまでいかずとも、子どもの時によっぽど認めてもらえなかったから、今も子ども時代のやり方で、人に謝らないことで自尊感情を守っている。
それくらい主観が強い人だと認識することです。
しかし、言葉での謝罪はなくとも、自分が悪かったことは分かっていて、態度が軟化することがあると思いますが、それがその人の精一杯の謝罪なんです。
できれば、その気持ちを汲んであげましょう。
やはり、この世は不公平なんです。分かっている人が損をすることは多々あります。
謝る能力のない人にそれを求めても時間の無駄です。
謝れないのはその人の問題なので、態度が軟化していれば、一応悪かったと思っているんだなってことで、それで許しておいてあげましょう(笑)
周りから見たら、許してあげているあなたの方が、みんなの信頼も得ますし、大きな仕事も任されると思いますね(*^-^*)
しかし、これは職場での話ですよ。
ご家庭なら、も少し腹を割って話をする必要あると思いますね。
謝れるようになった方が、お互い気持ち良い関係を構築できますから。
プライドが邪魔をして、子どもに謝れない人も注意が必要ですよ。
子どもは、親が間違ったときに謝ってもらえると、自分を認めてもらったと満足感につながるのです。
謝ってもらえないと、とても理不尽な思いになりますし、自分のことを大切にしてもらった気持ちにもならず、欲求不満が募ります。
自己肯定感が下がりますので、結果的に謝れない子に育ちます。
素直に謝れる人は、それだけでカッコ良いですよね(*^-^*)
実は謝ることって、一度やってみれば簡単なことなんですよ!
私も昔は謝ることがなかなかできませんでした( ノД`)シクシク…
でも、謝った方がスッキリすることに気が付きました!
疑問、質問はなんでもお気軽にメッセージ下さい(^^)/