初任給

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コラム
2023年 4月4日 火曜日

最近
耳にする事の多くなったワードに
「時給が上がった。」というのが あります。

春闘ですか?
満額回答とか
大学卒業者の初任給が
聞くところに依ると 250000円だとか。
私世代からすれば
それは まるで夢の世界・・。

物価としての
世の中を巡る
全ての価値が
全くもって違っている事も ありますが、
私が寮生活をしていた頃の事を
想い出しました。

一年生の時に
同室だった三年生の先輩が
委託先の企業決定で
上機嫌だった時に
「初任給、77000円や!」と自慢。

私が卒業をして
友人宅(四畳半アパート)へ
遊びに行った時
「家賃 8500円。」と教えられました。
弁天町近辺だったような・・?

私が家出した当時の
私が転がり込んだ四畳半アパートの家賃も
似たような金額でした。
そう 10000円に届かなかったかな?
長居公園の近所でしたよ。


一番 憶えている
穿孔業での日当が 5000円。
25日稼働で 125000円前後でした。

その金額で
光熱費から
家賃から
車も買っての維持費
駐車場料金
毎日の銭湯代


会社は天引きでは無くて
個人が自分で
保険料
年金とか
府民税
市民税
区民税とかも支払っていました。

苦しかったですよ それは 確かに
でも
生活は継続 出来ていた あの頃、

私は
あの頃の事を
『神田川時代』と呼んでいます。
かぐや姫の楽曲ですね。


貧乏でした。
貧しかった。
でも、
楽しかったぁ・・。

文通とかも してましたよ。
あの頃は 全てが「アナログ」で
暮らしやすかったなぁ・・。

あ、

先輩の初任給を越えてる・・。
今 気が付きました。
後から気付く事って
多いんですね。

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