HSPは自己肯定感が低い?

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コラム
HSPという言葉が世の中に広まるようになってから、
HSP関連の記事を、とても多く目にするようになりました。

多くの人が、今まで悩んでいた自分の特性について知り、
治すものではなく、受け入れるものだったということに気づき、
とても楽に生きられるようになったと言います。

それは本当に素晴らしいことだと思うし、
私が20年近く前から、この言葉を世間に認知してもらおうと
活動していたのは、全くそのためです。

ただ、それはどうかな?
言い切れるものではないんじゃないかな?
と思う記事を目にすることがあるというのも
事実です。

それでも、言葉の認知を広めることが第一目的なので、
少々違っていても、まあいいか、と思っていますし、
記事を書いた人も、世のため人のために書いているので、
やはりまあいいか、と思っています。
そしてほとんどのHSPは、
「それもちゃんとわかっている」と思っています。
なので、この記事も、多くの人はわかっていることを
念のため書いているだけなのですが。

「HSPはこうである」という記事を読んだ時は、
だいたいは、「そういう傾向が強い」とか「そうなりやすい」とか
「そういう人も少なくない」くらいの意味に置き換えて、
読んでみてください。

あまりに極端な記事ばかり目にすると、
本当はそうでもないのに、そちらに寄せようとする謎の心理が働いて(笑
認定患者になりかねませんからね。


HSPにも、
人前で話すのが好きな人、
注目されるのが好きな人、
ジェットコースターが好きな人、
毎日朝から夜中まで、バリバリ働ける人、
組織のリーダーになって人を動かすのが上手な人、
モンスターみたいな人と上手くやっていける人、

いろんな人がいます。


イメージにとらわれず、あなたはあなたでいい。
一つしかない個性を楽しんでください。


世間の人から誤解されているかもしれないことで
思いつくことをあげておきます。

・HSPは自己肯定感が低いの?
低い人もいれば、高い人もいます。
(自己肯定感というものは、あるか、ないかでというもので、
高い、低い、は、あまり適当な言葉ではありませんが、、)
適切でない環境にいれば自己肯定感が低くなりますが、
適切な環境にいれば自己肯定感がしっかり育まれます。
そこはHSPであってもそうでなくても同じです。
が、環境に大きく影響を受けるのがHSPなので、
よい環境で過ごすことは、HSPにとっては特に大切です。


・HSPは仕事が長続きしない?
当然ながら、そうでないHSPもいます。
環境が自分に合っているかどうか、ということが大切です。


・HSPは傷つきやすいの?
これはそうだと思います。
挨拶をしてくれなかった、とか、返事が冷たく感じた、など
少しのことで、ダメージを大きく受けます。
ですが、工夫できることもありますし、すぐ立ち直る人もいます。
人の善意にも大きく反応するので、落ち込んだ時に人の優しさに触れて
人の素晴らしさを味わったりします。
傷つきやすい分、幸せを大きく味わうことができます。

・HSPは弱い人?
たしかに刺激に大きくダメージを受けるので
弱い人のように思われがちですが、
これだけ毎日些細な刺激にダメージを受けながら、
普通の人と同じように生きていられるのですから、
逆にメンタルモンスターなのだと、私は思います。(笑
みんながHSPと同じように刺激を感じたら
どうなっちゃうと思う???

HSPについて、みんながそうだと言えることはこれだけ。
「これにひとつでも当てはまらなければ、
あなたはHSPではない」
このことくらいです。↓

(D)物事を深く考えて行動する
(O)過剰に刺激を受けやすい
(E)共感力が高い
(S)些細な刺激に気づきやすい




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