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連日暑い日が続いておりますが、いかがお過ごしでしょうか?
皆様におかれましては、水分、塩分を適度に摂っていただき、熱中症には十分に気を付けていただきたく思います。

と、形式的な挨拶はこのぐらいにして、今回も思うままにジャーナリングしていこうと思う。

それにしても最近、なにかと子供が犠牲になる事件が目に付く。
子供を故意に衰弱させ入退院を繰り返させ共済金を受け取ったり、母親が自分の子供二人を殺したり、ある学校には刃物を持った不審者が現れたり、私の住む県では、校内に不審車両が侵入し、子供をはねるという事件が起きたりなどした。

どうなっているんだこの国は。

と、憤りを隠せないのだが、これが現状である。この国に限らず、世界中で子供が犠牲になっていることだろう。

私は、自分に子供が出来るまで、恥ずかしながら、子供達の存在などまったく気に留めてなかった。なんなら、「うるさい」ぐらいに思っていた。兄に子供が出来た時も、少しもめでたいと思わず、お祝いもしないという、自分本位の、今考えるとゾッとするくらい冷めきった人間だった。いや、というより、お祝いの仕方がわからないのだ。経験が無いから。自分の誕生日すらまともに祝われたことが無いのに、他の人をまともに祝ってあげることなど出来るわけがない。

そんな私だが、今では180度考えが変わっている。私の現在の考えでは、

「子供達の存在が世界を回している」

と思っている。

何をバカなとお思いだろうが、ちょっと試しに想像してみて欲しい。
今、この世界から、「子供」と定義されている層が居なかったとしたら…。
「大人」と定義されている者達だけの世界だったとしたら…。

私の見立てだと、各イベント事、クリスマスやハロウィーン、お正月のお年玉、アミューズメント施設や、お祭りなどは、その存在意義を見失うことだろう。

そしてそこには、大人だけの殺伐とした世界が拡がるのみである。

これだけ多種多様な民族が存在するにも関わらず、
「無条件に子供を愛する気持ち」みたいなのは普遍的である、
中には例外もあるのだろうが。

今夜もあちらこちらで夏祭りが開かれていることだろう。
それはほとんどが、夏休み中の子供たちの為に催されるのである。

つまり言い換えると、
「子供達の存在が、地域を活性化させている」
と言ってもおかしくないのではないか。

もっと言えば、世界の経済を回しているのは、子供たちの存在と言っても過言ではないように思う。

そして、間違いなく、

「子供に投資をしない国家に繁栄はない」

子供の存在は、未来そのものである。
その未来に対して投資をしなければ、それこそ文字通り、未来は無い。

「自分には子供がいないから関係がない」
「どうせその頃には死んでるだろうから、未来のことなど知ったことじゃない」

といった考えを、当然のように思っていた時が私にもあった。

今ではこう思う。

「自分だって子供の時があったのだ」
と…。

ほんのちょっと、想像を膨らませば、
「関係が無い」訳がない。

今の子供たちに、自分が介護される日が来るかもしれない。
今の子供達の中から、イノベーションを起こして住みよい社会を作り出す人間が現れるかもしれない。
労働年齢人口の減少により、年金受給額がさらに減っていくかもしれない。

などを考えていくと、関係が無いことなど、ないのだ。

私の、個人的に感じる最近の日本の風潮としては、
「子供を持つことをリスクに感じている人が増えているような印象」
を受ける。

私のように、お一人様でもそこそこ楽しくやっていける現代において、「子育て」に自分の時間を限定されてしまうことを嫌う人達が増加していることが、少子化の一因ではないかと思っている。

なんにせよ、子供の存在は希望そのものである。

そう考えると、希望を持てない国が少子化に陥るのは、ある意味自然な現象なのだろう。

今こそ、
「家族単位ではなく、地域全体で子供を育てる」
といった、原点回帰の姿勢が求められているのではないだろうか。


…なんて、まともに子育てしてこなかった奴が偉そうに言うんじゃあない。

それでは今回はこの辺で!じゃあな!

あー失礼しました!!
また別の記事でお会いしましょう!笑











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