「洋服屋さんの鏡はなぜ大きいのか?」

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美容・ファッション
洋服屋さんに入って、お気に入りの商品を見つけたら実際に体に当ててサイズを確認したり、試着したりすると思いますが、その時に鏡が大きいと感じたことはありませんか?

「なぜ洋服屋さんの鏡はこんなに大きいのか?」

それにはいくつか理由があります。

一つには全身を見せるためにということがあります。
全身見て確認した方がイメージしやすいということはご自宅のスタンドミラーなどと同じことだと想像できると思います。

それだけの理由でも大きくする意味はあるとも言えますが、それであれば全身が映る程度の大きさでも問題ないと思いませんか?
しかし洋服屋さんの鏡は、お店によって天井ぐらいまで高さがある鏡が置いてあるところがあります。

ここまで大きくする意図は、全身を見る以外にも大きな意味があるからです。
どんな効果が期待できるかというと、大きい鏡には自分以外の背景も写り込み、立っている人が小さく見えるので、写り込む背景が多かったり、大きい什器が隣にあることでスタイルアップして見えやすいということがあります。

また天井近くまで鏡があると証明が写り込んだり、反射して店舗内がより明るく見えます。
明るさが確保できると色鮮やかな洋服はより色味が分かりやすくなりますし、人の顔色や肌色は明るさを増せば良く見えます。
なので、よく見てみると試着室などの照明を明るめにしている店舗は多くありますし、試着室ほど鏡が大きい店舗もあります。

他にもお店の角に大きい鏡を配置することでお店の広さを広く見せる効果があったり、防犯面でも見えやすくなったり、写り込んでいる数人のお客様がどんな商品を見ているかを観察できたりするので、大きい鏡を置くことにはこのようにいろんな理由や効果があります。

[おまけの話]
都市伝説みたいな話ですが、洋服屋さんの鏡は湾曲していると聞いたことはありませんか?

結構昔から言われていることの一つなのですが、洋服屋は曲がっている鏡を使って細く見えるようにしているみたいなことを一部で聞くことがあります。

これが本当かどうか?
これに関しては、全部ではないものの湾曲している鏡があるのも事実としか言えないです。

店舗で湾曲した鏡を使っていない店舗ももちろんありますし、ほんの少し湾曲している鏡を使っている店舗も少なからず存在します。

ただ見た目では湾曲しているかどうかがわからない程度の湾曲なので、見極めることは困難です。

それに働く販売員の人に聞いてもはっきり自分の働く店舗の鏡が湾曲しているかどうかは知らない販売員が多いと思います。

真意はお店を作る時ですらわからない場合もあると思うので、今後も都市伝説みたいな話のままかもしれませんね。

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