結構知ってるつもりでも #2

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本当に、私は無知だ。
「検察審査会」という制度を、このドラマで初めて知った。
以前も「執行官」を知らなかったことをブログに書いたが
まだまだ知らないことだらけ。
教養が足りていないことを真摯に反省している。

司法に一般国民の常識を反映させるという目的で
「検察審査会」の職務に携わるのが「検察審査員」。
一つの検察審査会では11名の検察審査員によって構成され
審査員が欠けた場合に備えて、補充員が存在するとのこと。
各検察審査会の管轄地域で
衆議院議員の選挙権を有する国民の中から
無作為にクジで選出されるそうで
検察審査員・補充員に選ばれるのは
1年あたり全有権者の約1万4000人に1人(0.007%)の確率。
ちなみに「裁判員」(※さすがにこれは知っているw)の場合
1年あたり全有権者の約8,700人に1人程度(約0.01%)の確率。
裁判員に選出される可能性の方が圧倒的に高いのね。
生涯、選ばれる気はしないんだけど
万が一選ばれることがあったら・・なんて想像してみたw

専門の知識を有さない一般人の常識。
その常識だって、きっと個々様々なのに
あえて導入することに決めたというのは
昭和23年当時、斬新な考え方だったと思う。
検察官の下した「不起訴処分」の
善し悪しを審査させるというのだから
当時の検察官さん達にしてみれば
さぞかし怪訝な思いだっただろう。
でも、色んな意見を参照するというのは絶対に悪い事ではない。
どんな人にだって間違いや抜け落ちはある。
「食い違いはみんなで話し合って正しく修正しましょう」
という考え方は、やっぱり「民主主義」ならでは。
多数決の原理と少数意見の尊重は
どんな状況下においても理にかなっている。

こんな風にみんなが考えられれば
ある程度、世界は平和になるのかもしれないなぁ・・

天使(孫)がいないのに
売れない待機時間を持て余しながら
夕飯のメニューと世界平和を考えている。
きっと、これが「幸せ」ってやつなんだろうね。
ただの「ヒマ」ともいうが。
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