ヒラメキの具現化は”波に乗れ”

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ビジネス・マーケティング
ヒラメキを具現化しようとする際に”必要な要素”を二つだけ上げて頂くと、”独自性”と”資金”と答える人が多い様です。
独自性には、素材、技術、システム、人材、地域性などが考えられ、資金については言うまでもなく、事を前に進める燃料ですから大小問わず不可欠です。

閃いて、自分の強みは「これで」独自性もあるとしても、それを作り上げる資金と、それを世の中に広める広報宣伝&量産の資金が必要になります。
ネットでSNSとかを駆使してやればある程度出来るだろうと考えたりもしますが正直結果は厳しい。マーケティング会社と称する人達が様々な謳い文句で誘ってきますが、多面施策が必須で、実際に効果が出るのはある程度大きな資金を投入できる事、要するにノウハウよりも資金投入額であることが多いのです、稀に小規模から立ち上がるケースも有りますが、別に強い要素を保有していて、まさに”稀な例”と言えます。

では、資金の無い我々にはひらめきを具現化して事業化が出来ないのでしょうか?
「いいえ、有ります。」
同様に資金は必要になりますが、”自分の資金”である必要はありません、試作資金、PoC資金、広報宣伝費、展示会出展資金等々、他社(大手企業が良い)の資金を上手く利用するのです。

彼らも常に新規商品開発を続けています、試験投入時期は大手企業と言えど小規模の組織で立ち上げていて、本格参入への市場効果測定には超敏感です。 
この大手企業が大きな波を起こそうとしている時に、”その波に乗ります”

○波乗りのタイミングは、私の経験では2回ある
▷1回目:
貴方のひらめきを、大手企業商品の付加価値を上げる方向にアレンジして提案します、相手が興味を持つ提案であれば、連携での事業となり金融機関の審査が通り易くなりますので、PoCまでの資金が調達出来ます。
この提案には、パテント取得レベルの独自性と先方の意見を取り入れる柔軟なプレゼン力が有るとBEST。
▷2回目:
ひらめきを具現化して自身の事業にするには、PoCまではご自身の資金で行う事をお勧めします、その後の戦略展開が多数考えられるからです。
PoC後に、大手企業商品の販促でのエコシステムに入るアレンジを考えて提案します。
この提案には、プレゼンができるレベルの試作品が有るとBEST。

大手企業の製品に価値(VALUE)を与えその推進力に乗っかって突き進む
VALUE ADDED DESIGNER として
貴方のひらめきを”波に乗って”実現しましょう。

<重要> それは大手企業からの発注下請け的な発想でなく、貴方の発想を主体とした製品でありビジネスである必要があります。付随価値でなく新たな製品価値の誕生です、貴方のデザイン(価値)があるから新規製品が売れていく的な事で、貴方のデザイン(価値)は他社の類似製品にいつでも乗り換えられる強力なアイデア(製品・サービス)である事です。

Point !! ”アレンジする”と2度書きました、自身のアイデアの柔軟性を確かめる事も含めてコンセプトを保持しつつアレンジ案を考えてみて下さい、結果、具現化速度が加速します。
アレンジがし難いガチガチのアイデアは何らかのバイアス(思い込み)が強く関わっている可能性があるので、今一度の思考が必要かもしれません。

私が昨年秋にひらめいた装置は、Amazon AWS他、大手電機メーカー、大手事務機器メーカー、海外大手IT機器メーカーとの連携事業になって銀行融資も早々に決まり開発を進めています。
製品が出来ましたら、量産資金にはクラウドファンドを利用する予定です。

※波乗りの仕方は、開発内容、事業内容により様々な方法がありますので、
 電話相談ください。

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