第47回「音屋のkatsu」の音楽あるある〜挫折しろ編〜

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コラム
人だから誰しも「挫折」を体験した事って少なかれあると思います。

私なんて人生が「挫折」だらけです。マジで。

おじさんの戯言ですが、本当に最近の人達って「挫折」を嫌がりますよね?
すぐに「人生オワタ」とか「ツンダ」なんて言うの目にします。

逆に聞きたいんですけど、そんなに「挫折」って怖いですか?

多分「挫折」が怖いんじゃなくて
「失望」する自分が嫌なんじゃないんでしょうか。

あ、それ大丈夫ですよ。

解決策は至って簡単です。

それは「挫折を繰り返し続ける事」です。

「いやいやいや、全然解決になってねぇじゃん?」と言われそうですが
実際、それしかないんですもの。

「挫折」を繰り返して行くと次第に心の皮が厚くなって行くんですって。

差し詰、ギターの練習で指の皮が剥がれて、出血し豆ができ、やがて表皮が
固くなっていくかのようにです。

でも、今の人達ってこのギターの例のように「挫折」の前に
「努力」しないんですよね。

なんか「努力」がカッコ悪いとか、無駄な労力とか思ってるみたいで。

私の近くにものすごく頭のいい人たちが、頭のいい研究を行っています。

その人達に言われた事があります。

「時間は有限なのだから、もっと合理的に生きた方がいいんじゃない?」って

だから私は彼らに言いました。

「んじゃ、朝から脳を働かせたいなら、わざわざコンビニにデザートなんて
買いに行かず、直接血管からブドウ糖でも打ったら合理的なんじゃないんです
か?」って。

頭のいい人って、逆に物事の本質を捉えていない事が多いんです。

結局何時間も悩んだ挙句、当たり前の結論に達する事なんてザラです。
それって本当に頭いいんですか?って思います。

私は人間がやる事に「無駄」とか「不必要」なんてないと思っています。
他人から見たら「無駄」な努力でも、その人に取ったら大事な事です。

何度も何度も失敗を重ねてようやく自分の思い通りの事が出来る。

一番「達成感」を得られた時の幸せって「合理的」な思考では味わえないと
思っています。

確かに、「挫折」の前のこの「努力」の積み重ねがいつも実るとは限らない。
「時間の無駄」に終わってしまう事の方が多いのも事実です。

でも、大事な事は無駄に終わった「結果」を元に再度「努力」をして、
どうすれば「成功」するかの確率を上げることが大事なんじゃないかと
思っています。

だから「挫折」も「努力」も何度でも味わって自分の皮を厚くする。
厚くしたらまた「挑戦」して、それを何度も繰り返す。

多分、好きなことをずっと続けられる人なら「努力」とも思わない。
だって、進み続けるたびに自分の知らない知識や経験を体験できるから。

そうしてればいつしか誰も敵わないくらいの「猛者」になってる。

もうそうなれば「無双状態」間違いないです。

最初はみんな、「ザコ」です。

「ザコ」から、自分なりに「努力」して大きくなって行くんです。

みんな海のイワシとおんなじ。
生き残るために色々な知識や経験を体験して行くもんなんですよね。
あとはイワシから、シャチやクジラになるのはその人次第。

私なんて多分、「アジ」くらいのレベルです。

だから私も皆さんも怖がらず、「挫折」と「努力」を時間の許す限り
「体験」していきましょう!


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