【3/20(月) 朝の相場情報】クレディスイス買収決定!FRBの下す決断はいかに…

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マネー・副業
おはようございます、トレーダーのヒロセです。
朝の相場情報(通称:朝ヒロセ)です。

昨日の米株はナスダック-0.74%、S&P-1.10%、ダウ-1.19%と反落。
世界的にマーケットが荒れたものの、マイクロソフトやアルファベットなどのハイテク株が強い展開に。
ドルは下落、円は上昇となりドル円レートは131円台となりました。

今週は
22日(水) 
米政策金利発表
パウエル議長発言

23日(木)
スイス国立銀行金利誘導目標中心値
イングランド(BOE)銀行金利発表
2月米新築住宅販売件数

24日(金)
日本消費者物価指数

となっています。
やはり何と言っても、注目のFOMCが遂に。0.25か0.5か?はたまた利上げ停止か?
非常に予想が難しい展開となっています。
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引用元:Bloomberg

こちらの記事でも”過去数カ月で最も困難な判断に直面する。”と書かれていますが、まさにその通りでしょう。
前回の会見(今月7日)ではタカ派姿勢を強く表し、「指標データ次第で追加利上げあるで」と発言していましたが、現在状況は全く異なります。
SVB(シリコンバレー銀行)を発端に起きた金融不安から大方の予想は0.25ポイント、利上げ停止を予想するエコノミストも多くいるような状況となっています。

ですが、気になるのは、先立って(16日)発表したECBは0.5ポイントの利上げを決定したという点です。
こちらもSVB問題の後ではありましたが、”対インフレ”という強い姿勢を見せる形となりました。

どうなるのでしょうか?前日までには僕もしっかりと予想を立てたいと思います。
まぁどちらにせよ、今週の水曜日は大きく相場が動くことはほぼ間違いないでしょう。
お気を付けください。

そして今朝のトップニュースはコチラ。
スクリーンショット 2023-03-20 075028.png

引用元:Bloomberg
あの世界的な投資銀行クレディスイスが遂に買収されました。
買い手は同国内の大手UBSグループ。金額は30億スイスフラン(約4300億円)。
クレディスイスの株式時価総額は17日終値時点で約74億スイス・フランなので、買収額はこの半分未満となりました。

UBSは当初10億ドル(1300億円)を提示、これにクレディスイスは難色を示していたという報道もありましたが、アジア市場のオープンを前に話がまとまりました。
クレディスイスは1856年設立の老舗投資銀行。ですが、ここ数年は一連の損失や不祥事、幹部交代、訴訟といった問題が相次いでいましぎ、昨年10ー12月で1000億ドルを超える顧客資金が流出していました。
一方のUBSは前身企業の数は約370社にも及ぶ巨大グループ。
世界最大級の資産運用会社として、世界の富裕層を中心にサービスを提供しています。

最悪のシナリオとしては買収がまとまらず、クレディスイス破綻!でしたので、それは何とか免れました。
これにより、今回の一連の”銀行問題”が一段落。市場が落ち着きを取り戻すという可能性は大いにあるかなと見ています。
そしてこれを受けてFRBはどういう判断を下すのでしょうか。要注目です。

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