身体系~骨折①~

記事
コラム
ブログって慣れてないと
何を書けばいいのか分からなくなりますね

こんばんは、今日もお疲れ様でした
夜勤の方もお疲れ様です

今日のお題は「骨折」です
リハビリのお仕事していると
たくさん骨折の方に出会います

今回の記事で骨折のことを
書ききるのは絶対無理なので
何回かにわけて書いてみますね~

高齢者に多い骨折と
折れた骨がくっつくまでの、
だいたいの期間を書いてみようかな

高齢者に多い骨折
①圧迫骨折
②大腿骨頸部骨折
③橈骨遠位端骨折
④上腕骨近位端骨折
の4つが多いですかねぇ

①圧迫骨折は
尻もちついて背骨がグシャっと
つぶれちゃう骨折です

つぶれた骨は残念ながら元には戻りません・・・
ベッドで寝返りの練習して
痛いながらも歩く練習します

②大腿骨頸部骨折
太ももの大きくて長い骨があります
「頸部」って言われる、お尻に近い側の
骨が折れちゃいます

手術した翌日から車椅子に乗ります
痛い痛い叫ぶ人がほとんどです・・・
でも歩けなくなるわけではありません

③橈骨(とうこつ)遠位端骨折
転んだ時にとっさに手をつくと
前腕の骨が折れます

めちゃくちゃ腫れて(むくんで)パンパンです
利き手だと不便ですね

④上腕骨近位端骨折
とっさに手がつけずに
肩から転ぶと折れやすいですかね

コッドマン体操っていう体操をします
顔とか髪を洗ったり、腰に手を回すのが大変

以上の4つは国家試験に出やすいから
頑張って覚えてね
合格できるって前向きな気持ちが大事よ

そんで、骨折したらどのくらいで
くっつくのか
「753」の法則っていうのがあります

下腿骨(ふくらはぎの部分)→7週間
前腕骨(肘の先の骨)→5週間
肋骨(あばら骨)→3週間
って目安があります

各骨の上に位置する骨は
+1週間って考え方をします

つまり
下腿骨の上の大腿骨(太もも)は7+1で8週間
前腕骨の上の上腕骨は5+1で6週間
肋骨の上の鎖骨は3+1で4週間
って感じになります

老若男女すべての人がこの通りかと言うと
もちろんそうではありません

マッチョな男性と華奢な高齢女性では違います
栄養状態や骨粗しょう症など
その人の身体次第で変わってきます

あくまで目安です
だいたいどこ骨折しても1ヵ月はかかります
リハビリしても100%元の状態には戻れない
ことがほとんどです

それでも、退院して仕事に復帰、
自宅に戻ることはできます

今までできたことができない
どうしても違和感が消えない

自分や家族がそうなっても
今できていることを褒めましょう

サービス数40万件のスキルマーケット、あなたにぴったりのサービスを探す